<004> 潮干狩りに行ってきやした



 6月15日の日曜日、今年初めての潮干狩りに行って気やした。
我が家はアサリ大好きで、私なんぞは酒蒸しならバケツ一杯OK!みたいな感じなもんですから、毎年潮干狩りシーズンはタダ券で入るものの山盛り獲ってしまい、追加料金をドド〜ンと請求されたりします。

 今回は、前日の天気予報がいまいちだったので中止のつもりで、午前中釣に出かけてしまったが思いのほか天気がもちそうということで、釣のほうを早々に切り上げて家族サービスデーが急遽復活したのであった。 自宅に戻って速攻で支度をし、ちょうど12時に船に乗せてもらった。
 潮干狩りに船っちゅうのも贅沢なようだが、昔、疲れて動かなくなった子どもと大量のアサリを担いで砂浜を延々と歩いたことがあり、それ以来我が家は船です、船。4人で600円也。 子どもも喜ぶことだし、ま、いいか。

 そろそろシーズンも終盤なのと天候がイマイチってことで人出もそれほどではなく快適でした。 しかし、なんだかアサリが小粒? デカいやつが全然見つかりません。 やばいねこのままじゃ。 潮干狩りマスターの名(なにソレ?)にかけてもジャンボなやつで揃えなくては。

 そこでワシはランカーサイズのアサリと黄金のハマグリを求めて一人、旅に出た。 そういえば毎年一人フラフラして行方不明になっちゃうんだよね・・・。

 アチコチ掘ってはみるものの大物は見つからず、他のヒトの網を覗いてみるがとれも似たりよったりのサイズだ。 今年は不漁だな。 もしかして○○○の影響かもしれんな。 今のアサリはほとんど輸入物だろうから、今年は○○○との関係がイマイチだし、その影響に違いないぜ、きっと。 ・・・などとアサリの獲れない言い訳を見つけたワシは旅を止めて家族の元に戻った。

 みんなのところへ戻ってみると、今回はなぜか奥さんが一生懸命掘っているゾ? 奥さんは潮干狩りみたいな地道な作業は苦手でおまけに砂のジョリジョリが大嫌いなので、いつも下のチビが飽きて帰りたくなるのを待っている。 で、『パパ、もう終わりにしようよ。子どもがかわいそうだし〜』みたいな。

 しかし今年は違った。 割れた貝殻でワシが指を切って大出血しても、風邪気味のカズが『寒いよ〜』と言っても、返事はするが黙々と掘り続けているゾ。

 いつのまにか奥さんの網には大量のアサリが・・・オレより多いじゃん? (コイツもしや自称潮干狩りチャンピオンのオレ様に漁獲量で勝つ気なのでは) う〜ん、そういうことなら負けられないぜ!

 以降家族の会話も途切れがちとなり、一同黙々とアサリを掘り続ける我が家であった。 と、奥さんが特大のアサリを掘り当てた。 なんじゃ〜、その勝ち誇ったような目は? おまけにけいポンが欲しがっても渡さないぞ? 本気だ、本気で勝負してるぞ、このヒトは・・・。 その後あっという間に潮が満ちてきて、無念のタイムアップ。 勝負は次回にお預けじゃ。

 獲ったアサリも6kgちょいと少なめだったが、追加料金も200円ですんだ。 えぇっ? おまけじゃないの、200円くらい? マジ? ○川漁協の経営状態を垣間見つつ、途中ラーメンと餃子を食べて家路についた。

 ご近所におすそ分けをして、翌日味噌汁と酒蒸しでいただきました。 うまかったぁ。 また行っちゃおうかな・・・



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