<016> 人生初の入院生活、とても患者にゃ見えん?


 
 4月某日金曜の夜6時半、乾杯が終わったばかりの歓送迎会の会場に不吉な電話が繋がった〜。

 検査入院のお知らせぢゃった…(^^ゞ

 こうして漁師人生初の入院生活が火曜日から始まった・・・。漁師人生っつうか、入院初めてなわけよ。ビギナーですわ。
何をどうしていいやらさっぱり分からんわけよ。
 とりあえず、いつでも出撃OK状態のロッドからリールを外し、ついでにちょっとお掃除したりして釣具の整理は完了。入院生活の励みにと、入院直前にむりやり取り寄せてもらったサイクロンエブォにしばしの別れを告げた(笑

 さてさて、何持っていけばいいのかなぁ。あれこれと必要になりそうなものをバッグに詰め込む。

 メガバスマガジン Vol.1
 常識破りのバス釣り66の極意
 Rood & Reel 誌とルアーマガジン5月号
 なぜか千葉県地図
 ビデオX-Bites StageT〜W、そしてMISSION-X のTとU
 そしてなぜかフラットシャッドがメインのスピナーベイトBOX・・・

 お、重っ、重すぎるぜ・・・コレ(笑

 ・・・・・・  ふうっ、
 あんた、なに考えてるん(〃´o`)=3  あんたの行き先は病院だよ、病院!!池じゃないんだから!ルアーは置いていきなさいっ!!


 ヨメさんから、怒涛ごとくお叱りを受けた。 いや、なんかルアーがあると落ち着くんじゃないかと思ったんだけどねぇ、ダメかな?


 あたりまえでしょ、さっさと仕舞いなさいっ(怒 ・・・みたいな。


 仕方ないので、釣具は置いていくことにした。_| ̄|○ 結局、ビデオデッキもあるかどうか分からんのでビデオもとりあえずは持って行かないことに。

 荷物はごく一般的な入院患者なみにまでレベルダウンしてしまった。


 結局準備はヨメさんに全部まかせ、病院に・・・往生際がめちゃめちゃ悪かったが、ついにオレの入院生活がスタートしてしまった。
 病室に案内され、しばらくすると担当ナースの登場!

 う、美しい・・・
 清楚で華麗で若くてメチャクチャ美人の優し〜い看護士さんだ・・・ヤバイぞ、惚れちゃうカモっ


・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・


 というような感じのご対面を想像していたのだが、、ちょっとポッチャリした、陽気でかわいい感じの担当ナースIさんが挨拶にやってきた(笑
 冗談はともかくとして、とても親切で思いやりのある素晴らしい看護士さんでしたよ、ありがとね〜。おかげで非常に助かりました。看護士さんに対して持っていたイメージが壊れました(笑

 そして、いよいよ担当医師との対面、こちらはあまり期待していなかったんだが、これまたキレイな優しい感じの女医、S先生!小児科あたりの方が似合いそうな思いやりのある先生だった。これでオレの入院生活、なんとか乗り切れそうだぜ!!(笑

 オイラの担当はもうひとり男性医師がいたが(実はこっちが主治医)、HP容量の関係で割愛する(爆


 S先生: どんな症状なんですか?

 オイラ: カクカクシカジカ・・・で、右手のチカラが・・・。

 S先生: なにか今特に困ってることはありますか?

 オイラ: ありますありますっ!ぢつは、デカイお魚さんをかけた時とか、右手一本だと辛いんですよね〜

 S先生: ・・・経過を詳しく教えてください。 少し回復とかしてますか?

 オイラ: も〜ばっちりですよ。2月にはね、右手全然ふんばり効かなかったんですけど、ほら  コレっ、この間獲ったお魚さん!もうブリブリですわ〜先生何センチだと思います?

 S先生: ・・・

 オイラ: あ、いや、その〜つまり、このときは右手はかなり大丈夫でしたってことで・・・(汗


 こんな感じでスタートした入院生活だったが、別にどこかがすごく悪いというわけでもなく、治療行為や薬を飲むこともなく検査に明け暮れる毎日だった。
 病院だから、周りは気の毒な患者さんも多くいるわけで、私の入院した階の病棟もそれなりに只ならぬ雰囲気が漂っていた。
・・・が、オイラの体からは元気でかなり場違いなオーラが発生していた(笑

 入院中、夜間に屋外喫煙コーナーから戻るときなどは守衛さんに呼び止められて記帳を促された。

 ちょっとお客さん、困りますよ〜黙って入っちゃ! ソコに書いてあるでしょ?記帳してくれないと〜・・・みたいな。

 かなり横柄な感じのオヤジだ(怒


 ちょっと、あんたコレが目に入らんのかいっ!!! 患者識別用の腕輪をこれ見よがしに見せようと腕をあげたところ、しっかり袖のなかに隠れてしまっていた…(^^ゞ


 『こう見えても入院患者なんですけど・・・。\(☆`O´★)。』

 『そ、そりは大変失礼をばいたしました、とても患者さんには見えなかったもので〜』・・・みたいな。


 しかし、その翌日も同じように注意されてしまった。オレってそんなに患者っぽくないのか? もう少ししおらしくしといたほうがいいのかな?

 あるときエレベーターの中で年配の女性に声をかけられた・・・

 学生さんですか?(大学病院なので医者の卵の医学生がゴロゴロいる)

 まぁ、若く見られるのは気分悪くはないが、、、こう見えても入院してるんですよ〜 と言うと、その人は、あんまり爽やかだから勉強に来てる学生さんだと思ったわ だって・・・。

 どうもオレには入院患者としての自覚が足りないらしい。 もうちょっと、こうアレだな、伏目で腰かがめ気味みで口数少なく、みたいな感じか。

 そんな感じで長い長〜い10日間の検査入院も終わりを告げた。 結果は特に問題もなく、右腕神経の損傷ということで落ち着いた。 薬も出ないし注意事項もなし! ま、右手の経過を見る意味で今後しばらくは月イチペースで外来に通院してみてくださいとのことだった。

 外来担当をどうするか聞かれた。

 どうしますかぁ? 以前のU先生でいいですよねぇ?

 U先生は別に不満もないのだが、いかつくて年の割りに頭の薄いオレにとっては何の興味もわかないオッサンだ・・・

 いや、あの、実はボクS先生にお願いしたいんですけどぉ〜

 私、外来に出るのは水曜日の午前中だけなんですけど、仕事とかは大丈夫・・・?

 も〜全然平気ですよへ〜きっ!! バッチリですっ(笑
 ホントにヘーキなのか? 水曜日は確かきつかったような・・・ま、いいか(爆

 そんなわけで無事退院、お昼は某店で寿司を食って、そのあと馴染みの床屋さんで髪をカットしてもらい久々の自宅に帰った。もちろん退院の報告がてら釣具屋にも顔を出したのはいうまでもない。

 自宅についてからは、さっそくロッドにリールをセット、購入したばかりのサイクロンエヴォのガイドにラインを通しながら、ごく普通の生活のありがたみを実感した。

 やっぱ、釣具をいぢってると落ち着きますなぁ(笑


 最後に先生から・・・、

 『GAMBLERさんももうすぐ40歳ですし、神経の曲がり角ですから、捻挫とか、打撲とか、今回みたいな神経の損傷とか、なんていうかなぁ、そう、釣りとかも程ほどにやるのがよろしいんじゃないですかねぇ…(^^ゞ』  見た目は若いんだけどねぇ・・・歳か、そうか・・・、・・・_| ̄|○ ガクッ・・・




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