レビュー1
その3 『UN街』 ウンナンタウン(TBSテレビ)2004/06/29(火)23:50-24:35
先週6/22に引き続き、「ウンナンの40歳までにやりたいこと」の完結編です。
笑瓶師匠の案内で前回、絵画、株のお勉強、と頭脳労働のあと、南原さんはエステ、内村さんは野球と、二人分かれての行動です。野球、詳しいのは南原さん、でもここは内村さんが担当。南原さんはエステサロンで健康チェックしたり、ちょっと内Pふう。
大森方面の野球場に到着した内村さんと笑瓶さん、「伝統あるチーム」が練習中です。
黒サングラス、胸はだけて、ノックかトスか投球練習か、謎の無茶な奴を発見。
内村「なんでワルキャラひとりつくんなきゃいけないんだよ。有吉じゃねーかよ」
有吉「ちょっと威厳を示さないといけませんので」
内村「なんの威厳だよ」
今回1番ピッチャーとして大活躍の有吉さん、言葉は少なく、ワルな風貌で慇懃な物言い。(内村さんと笑瓶さんはピンマイク有りですが、あとの方々は無くて、言葉わからず)
野球に必要な心構えとして、私は「威厳」という言葉を重々しく胸にとどめました。
みなさん、いつも画面で拝見する姿とは趣きが異なります。コントのときはホワホワしているジャイさんが、シャキシャキしています。
学生時代野球部でサードで9番の内村さん、練習でシゴかれ「極度疲労中」と、かたやエステでリラックスの南原さんの「疲労回復中」の姿が交互に映され、次回へと続きます。
今週はいよいよ試合です。
本日の対戦カード 竜人会(太田プロ)vs.UV CUT’S(浅井企画)
UV CUT’Sは、ずんをはじめ、メカドッグ、元ブラジル代表、チョイチャックという面々。
竜人会は
6.ノンキー山崎 8.佐藤(インジョン) 5.スマイリーキクチ
2.安田(デンジャラス) 9.内藤(ブラパイ)
1.有吉
3.内村 4.渡辺(インジョン)
7.杉山(インジョン)
やっぱり変かな。うまく配置できません。こういうの一度書いてみたかったの。
山崎さんの言うとおり、両チームのユニフォームが同じに見えます。上が黒で下が白。草野球のことよく知りませんが、ホームとビジター用2種類作ったりしないんでしょうか。ちょっと見、紅白戦です。内村さんに至っては頭にタオル巻いて白Tに黒ジャージ、通りすがりの休日の人です。
有吉さん、第1打席では、ゆったりしたピッチングとは違って、ガチガチに振り回して帽子が飛びます。第1球目、アンパイアもよける高めのボールを豪快に空振り。豪快すぎて勢い余ってしゃがみ込み。第2球目、サードフライ。肘を水平に上げて、おかげで高めに対応。派手な構え、渾身のスイング、ボールは飛び、またも帽子が飛ぶ。帽子、浅くかぶってますか。
内村「どう見てもお笑いさんのチームだよ」
笑瓶「(有吉さんに)塁に出ろ。オマエ自分がオイシかったらそれでええんかい」
それでいいんですっ。審判でモメたとき「ヨシコちゃん、どっちですか」と聞かれ、「アウトにするわ〜」と、手振りでおさげ髪アピールの笑瓶よ〜しこちゃんよ〜師匠でありました。
同点で迎えた最終回、有吉さん、足にデッドボール、ガッツポーズで出塁。サヨナラのランナーとなるべく、送りバントで2塁に進み、大きくリードをとります。最大の見せ場で女神は微笑みます。内村さんの3塁方向への小フライをピッチャーがはじき、サードとれず、外野もエラー。有吉さん、足からホームへ滑り込んでサヨナラ勝ち!!
(2004/07/04記)
その2 『うたばん』(TBSテレビ)2004/06/24(木)19:57-20:54
言わずと知れた、詳細説明の要らない歌番組です。石橋貴明さんと中居正広さん司会。今回のゲストは、玉置浩二さん大沢あかねさん、そしてKEN-JIN BAND。
全国ネット、ゴールデンタイムの番組ということで、収録前から周辺では話題沸騰。
猿岩石は過去何度か出演してますが、最後に出たのは『君に会いに行こう』だったと記憶してます。有吉さん、6年ぶり。番組自体はそう変わってない。以前は4曲だったのが、今は3曲。お笑いブームで、ときに「ねたばん」だったりします。
『ロケット』元気よく歌ってました。跳ねてました。もうテレビの前でドキドキです。私は横山さんが心配でした。よく動き回ってますが、チカラ入り過ぎていないかい。緊張してる。見事に3人が3人、動きが・・ヘン。まあいつものことだが、ノリが独特。歌は短かっ!全体の半分ぐらい。ここで歌わせていただけるのは、大変なことなのだ!
「ご当地アーチストお取り寄せ企画第2弾。今夜は広島名物をお届けします」ということで、ひとしきり、アナタだれ?扱いされる「広島の星」の局アナ氏でありました。
『Hungry Man』『虹』のPV、『KEN-JIN』『KEN-JIN DX』の放送など、嬉しいVTRも流れ、感無量。ついに全国にケンジンの映像が!
横山さんのことを、「職権乱用」とか「入社何年目じゃなくて、芸暦14年目と言う」とか「きょう歌舞伎町のホテルとってる」とか「アシスタントの面接で何次会まで来れる?と聞く」などなど、暴露(おもしろ)トークを繰り広げる有吉さん。
3人のプロフィールのボードが飾られてまして、明らかに有吉さんのはネガティブです。
最近出た番組「あの人は今」
それが「唯一のレギュラー番組だった」という最強のポジションです。哀愁度が増す三十路。ダメっぷりに磨きがかかります。
そして今回、キングオブ名ゼリフ(落花生選出)に輝いたのは
有吉「転落人生です」
ゴールデンで自分たちの歌をうたって、「転落」と言う余裕。笑顔で。
それにしても有吉さん、髪短いです。帽子姿が多くて気づきませんでしたが、サイドは坊主の領域で、後ろが長くてオシャレ。今回はてっぺんを立たせてませんが、立たせたら針山です。去年の春、『土曜だ!ぴょん』の鉄腕アトム以降、短髪時代。
(2004/06/25記)
その1 『中山道』(テレビ東京)2004/06/17(木)25:00-25:30
今回の『中山道』は「川崎」がテーマです。次回が「町田」ということで、毎回、東京近郊を訪問。体験、挑戦、DAISUKI風味の関東ローカル深夜番組。
中山秀征さんがナビゲーターで、有吉さんとビビる大木さんと青田典子さんの3人がゲスト。名づけて「バツイチ芸人相方探し」
以下、いくつかセリフを書いておきます。はい、ばりばりネタバレです。
最初に訪れた居酒屋さん「我が母(ママ)」の前で、
大木「あり(有吉)の相方いるんじゃないの?」
次の訪問先、中国料理居酒屋で、激辛ジャンボマーボー麺に挑戦。
麺にも唐辛子が練り込んであるという恐怖の唐辛子麺。5人前の特盛りを30分で完食すると1万円の賞金。巨大な器に溶岩のごとくウゴめく地獄の激辛麺。一目で、食べきれるわけないのがわかる。
案の定、奮闘むなしくほとんど減っていないように見える器(有吉さんのほうが減ってるように見えました)を前に、ここぞとばかり
中山「口ほどにもない奴らだ、何がおかわりだ、何が完食だ、このヘタレ芸人が!何があとできるんだ、あと?」
神妙に下を向いてかしこまっているふうの、若手芸人2人ですが、有吉さん、からだ震えてます。笑いこらえてます。
大木「横で笑ってるぐらいですかね」(のんき)
有吉「よーく笑いますよー」(にこやか)
何ができるって、そりゃあ笑うことさ。なにしろ「笑わない王」の称号を持つ爆笑王ですから。
この日の有吉さんの上着は、鮮やかな赤一色、左胸にドクロマークのある、丈が短めのボウリングシャツ。そう、BLUE VELVET’S(ケンジンバンドの衣装製作の店)のもの。『KEN-JIN DX』6/4「ザ・ギャンブル」で、お店の社長と、あっち向いてホイ対決に敗れ、自腹購入したシロモノ。靴もそのときのものかも。
(2004/06/21記)
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