レビュー2



その6 『内村プロデュース』(テレビ朝日)2004/07/26(月)23:15-24:10
      〜大盛況の内Pショップをプロデュース〜

タイトルロール
内Pショップオープン! 突然の発表に驚きながらも商品開発に向け必死に知恵を絞る芸人達! しかしそこには大きな落とし穴が待ち受けていた! 自宅へ勝手に忍び寄る怪しい影の存在に芸人達のお笑い導火線は隆々と燃え上がり いつしか真夏の夜空に大きな笑い声が打ち上げられる! 果たして内Pショップは「真夏の夜の夢」に終わってしまうのか? オープンに全身全霊を捧げる芸人達の全軌跡が今明らかになる!

<内Pショップオープン!? 今宵その全貌が明らかになる!>

内村さん、さまぁ〜ず、TIM、ふかわさん、岩佐真悠子ちゃんの面々です。

NO PLANライブにお客さんを無料ご招待したため赤字がかさみ、その解消のためショップを出すことになりました。重大発表3つ。その1「場所は原宿・竹下通り」、その2「8月1日オープン」、そしてその3「まだ商品が無い」

ルール<内Pショップオープンにこぎつける為 幾つかのお題にチャレンジ。実際にお店で売る商品を作る。頑張らないと内Pショップがオープンできなくなってしまいます。皆さん頑張って下さい>

N「果たして芸人達が作り出す商品とは」
まず最初は<内PTシャツデザインクイズ>内村Pが出題するクイズに回答します。

ルール<面白回答はそのまま印刷所へと入稿 見事Tシャツとなり商品として店内に陳列。但しTシャツとなる面白回答は先着20個。皆さんTシャツ目指して頑張って下さい>

というわけで、あっと驚く楽しい個性豊かなTシャツ絵柄完成。
N「こちら全20回答のデザインされたTシャツが、各150枚ずつ総数3000枚限定で、8月1日より内Pショップにて発売されます。数に限りがありますので、くれぐれもお早めにお買い求め下さい」

緊急企画 メンバー私物 勝手に陳列大会
<*皆さんが今朝自宅を出発した後 勝手に物色させて頂きました>

ゴルゴ松本宅 冷蔵庫(中身含む)
ふかわりょう宅 愛車ハンドル&シート
レッド吉田宅 表札&門扉(右扉のみ)
大竹一樹宅 リモコン各種
三村マサカズ宅 テーブルの足(4本)

N「ということで以上の私物5点を、店内に陳列させていただきます」

ルール<ひとりずつ とあるブティックの店員となり「笑わないポリシーを持つお客3名」を笑わせる。見事3人とも笑わせる事が出来たら私物陳列は阻止>

笑わせ王

ブティック店内には、ハンガーにかけられた服やマネキン人形をはじめ、靴、バッグ、アクセサリー、メガネ、小物類などたくさんの商品が陳列されています。

内村「そして本日の笑わない3人の男たちは、こちらのかたがたです。どうぞー!」

<笑わないお客  飯尾和樹 有吉弘行 斉藤優>

いよいよ有吉さんの出番がやってまいりました!

内村「有吉はねー、でも笑わない王だから」
大竹「ずうっと笑ってますよね」
有吉「ニャンでも来いです」(にこやかに一礼)

N「頑張ってこの3名を笑わせ、ご自分の私物陳列を阻止してください。まずはゴルゴが先陣を切る!」

例によってお茶を口に含んで笑いを耐えます。透明のカッパ着用。

レッド「キングなかなか笑わないですよ」
「キング」と呼ばれる有吉さん。
ゴルゴ「靴が、くっついちゃったー!」
ここでは耐えるが、それが尾を引いたのか、スニーカーを手にしただけの何でもないところで、有吉さん、お茶を吹き出す。ゴルゴさんの顔めがけて噴射。
<キング?>
ふかわ「(笑いどころと)関係ないよね、これね」

N「ふかわ、愛車を守れるか!?」
<臨戦体制>真剣な有吉さん、ぐっと顔を引き締めるが、ふかわさんがズボンを脱ごうと、ファスナーに手をかけた瞬間、ズギュッと吹き出す。
<ツボ?>
有吉「体調が悪い…」(無念)
<返り茶。>ふかわさんのズボンにお茶が。
内村「キング体調悪いって」
三村「チャンスですね」

N「リモコン死守なるか、大竹!」
一息ついてお茶を含む有吉さん、さあ準備万端。
大竹「(黒いボストンバッグを手に)旅に出ますか?・・出ませんか」
そして大竹さんがコホンコホンと咳をすると、有吉さんもブッと吐き出します。笑って吹き出すというよりも何かツッカエテいたみたいで
<空気感染>違うだろ、とばかり有吉さんの頭を軽くハタく大竹さん。
有吉「ダメです、やっぱダメです」(泣き)
内村「夏風邪

N「一家のあるじが我が家を守る!」
レッド「はい、いらっしゃいませー、ミスターハプニング!カモンレッツゴー!」
と、登場した瞬間からレッドゾーン突入です。独特のアクセントの付け方がたまらない。
レッド「バックバックバ〜ック!カモンレッツゴオ!」
<強敵出現>
レッド「ヘイヘイヘイー、ジーンズアンドジーンズでダブルジ〜ンズ!カモンレッツゴー」
大竹「自分(のテンション)を上げてるんですね」
レッド「位置について、ヨーイ、ドミニカ〜!」
<暴走機関車>
とどまることを知らないレッドさんですが、有吉さん、まだお茶を口に含んでいません。
内村「早く飲ませれば」
レッド「チャンピオン、カモンレッツゴー!思いきってお茶をグー(拳)」
すでに大笑いの有吉さん、やっとお茶を口にできます。
レッド「イエローイエローブラックプ〜マ!」
で、有吉さんダラッと口からお茶を出して撃沈。スニーカー系に弱いのか。
<体調不良>不本意ながら。
レッドさんは、標的の飯尾さんが敗れ、倒れているのに気付かず、なおも続けます。
<追い討ち>
レッド「1足、2足、さん、ソ〜ックス!」
三村「まだやってる」
有吉「(後方から声をかけて知らせる)勝ちました勝ちました」
レッド「(勝ったのかどうか)もう全然わからなくなった」

N「我が子のために父が奮起」
三村「You Win!フレッシュ!」
おなじみ三村さんのリズム、最後の対戦は有吉さんです。
三村「はーんたい!はーんたい!」
<デモ行進>人形の頭を自分の顔の両脇にかざして、横一列の行進です。
三村「600円!600円!」
<大接戦>吹き出しそうになりながらも耐える有吉さん。
内村「(笑)ガマンしてるガマンしてる」
三村「違う違う、まだまだまだまだ。え〜と・・」小道具物色中。
<土俵際>握り拳でファイト!顔のパーツが本来の位置からだいぶズレてる有吉さん。
<畑仕事>三村さん、スカーフをかぶって。ホントに畑に居そうなオバサンです。両手に人形(首のみ)を持って振り上げ、シュプレヒコール。
三村「はーんたい!はーんたい!」働くオバサンのウタ。
さらに人形に帽子をかぶせ、静かにデモ行進をグレードアップ。
三村「はーんたい、はーんたい」
有吉さんも必死の形相で耐えます。つらそう。あとで顔、ちゃんと元に戻るんだろか。
<平成名勝負>テロップも頑張っています。三村さんも有吉さんも頑張りました。そして
内村「終了ー!」
耐えた有吉さんの勝利です。飯尾さん、斉藤さんとともに「やったー!」「よくやったー!」と、3人で喜びを分かち合います。
<大興奮>

<三村 私物陳列決定>
内村「きょうから残念ながら、しばらくこの足を・・」
三村「いやいやいや、床で生活できねえんだよ、いまオレは。あれ大事だろ」
内村「展示展示」
三村「お酒もテレビも全部あそこで暮らしてるんだから」
内村「では、本日も笑わなかった3名の方に入っていただきましょう。どうぞ!」(拍手)

内村「チャンピオン、夏風邪なんですかね」
有吉「ちょっと体調悪かったんですけども」(鼻づまりの声)
三村「オカシイんですよ」
内村「チャンピオン、ちょっとハナミズ」
<垂れ流し>
N「まさに捨て身のキング、怖い物ナシです」
鼻水テカテカの有吉さんの顔のアップ。勝利の戦士、いい顔です。お疲れさまでした。
N「笑わない王の皆さん有り難うございました」

(2004/07/29-30記)




その5 『内村プロデュース』(テレビ朝日)2004/07/19(月)23:15-24:10
     〜スーパー小学生に勝利するをプロデュース〜

「シリーズ開始以来未だ勝利の味を知らない内Pスポーツ倶楽部!今回は小学生の間で絶大な人気を誇るドッジボールに挑む!しかしハプニング続出でメンバーたちは青息吐息“19連敗絶対阻止”を合い言葉に今夜芸人魂がスパークする!!」

「いくつかのスポーツの中から小学生に勝てそうなスポーツを選び3時間の特訓のあと対戦する」という例によって無茶な始まりです。内村光良、さまぁ〜ず、バナナマン、ふかわりょう、安田美沙子の7人、対戦競技として示されたのは、ペタンク、サンボ、コロボ、ドッジボール。この4つの中からドッジボールが「あくまでも多数決で決定」するのでありました。
<強引>

漫画アフレコ、クレームドッジボール、キャッチング養成ギブス、といった楽しくも実戦の効果ゼロの特訓のあと、いよいよ試合です。ドッジボールは12人ということで
内村「偶然スケジュールが空いていた我々の愉快な仲間が、駆けつけて下さいました」

いよいよ助っ人軍団<都合のイイ人達>入場です。濱口優、有吉弘行(猫顔)、アンガールズの4人。ガッツポーズで意気揚々とニコニコ楽しげにやって参りました。

内村「(順番に声をかけ、有吉さんに)お、猫男爵
<猫芸人?>
三村「あのメイク関係ないよ」
有吉「待ち時間けっこうあったもんですから、悪ふざけしちゃいました」(てへっ)
<暇つぶし>

はい、ドッジボールに猫メイクは関係ありません。舞台のときよりもナチュラルな猫メイク。肌色に近いドーラン、目張りや眉間のラインも細め、ヒゲのくるんちょも控えめ。

対戦相手の岩槻小ファイターズは「全国大会の常連で関東では常に上位をキープする強豪チーム」「気合い十分のスーパー小学生か!?それとも内P悲願の初勝利なるか!?」

ここでドッジボールのルール説明
<試合時間は5分、最終的に内野に残る選手の多いチームの勝利。尚内野に誰も居なくなった場合5分経たなくても試合終了>

試合開始早々<有吉アウト>手足をよく伸ばして腹ばいに倒れます。その後、外野で活躍。
N「有吉みごとヒット。が、次の瞬間、審判セーフ」
<ポカン>
惜しくもラインを踏んでの投球。

ルール補足
<ラインを踏んだり越えたりするとドッジボールを当ててもセーフになってしまう>

N「内Pチームに悪夢が。三村負傷で退場」
<何もできないまま終了>
いつもながらの相手チームの圧倒的な強さと内Pチームの見事な負けっぷり。このまま終わるわけがない。内村さんがメンバーひとりひとりに意志確認します。

内村「有吉、(試合をもっと)やりたいか」
有吉「悔しいです」(本気)
内村「猫も取れて」
<すっぴん>

汗でメイクが流れたのを拭いたためと思われますが、ただ顔が汚れてる人か、顔色の悪い人のように見える有吉さん(真顔)。

土下座までして、大人のズルさで、いまのは無かったということに。
N「小学生のご好意で再び連敗脱出のチャンスをつかむ!」

<再戦>
出足好調ながら結局小学生ペース。三村さんまたもリタイアでデジャブのような展開。
N「内P若頭三村退場!しかしここでメンバーが燃えた!猫男爵有吉が、最終兵器安田が、そして人まかせの設楽も、底力を見せた。しかし反撃もここまで。リーダー内村がアウトになり、頼みの安田も。あとはいいように子供に踊らされる。内Pの挑戦は終わりを告げた」
<試合終了>
結果発表<内Pスポーツ企画19連敗>悪夢

内村「(敗戦の弁を)ひとりずつ聞いていきたいと思います」
それぞれさわやかに、負けて悔いなし、全力を尽くした感動を語ります。そんな中
内村「どうした有吉」
有吉「やぁ〜、にゃんとも大変でしたけど、がんばりました
<猫化>
猫に始まり猫に終わる有吉さんでした。

(2004/07/24記)




その4 『内村プロデュース』(テレビ朝日)2004/05/24(月)23:15-24:10
     〜NO PLAN 初ライブ&内P祭り!舞台表裏大公開〜


当初、7/7発売のDVD『今日だけ勘違いしていいですか!?』(NO PLAN&その仲間たち)のことを書くつもりでしたが、変更しまして、5/24放送の内Pのことを書きます。え〜まあ諸般の事情というか、私としてはDVDよりテレビのこの回を永久保存版にしたいわけです。5/7中野サンプラザで行われたNO PLANファーストライブ<有吉さん(笑顔)編>です。


ライブ当日の朝、楽屋で出演メンバーが勢揃いです。
「おはようございます!」
と元気よく大声で挨拶する内村さんの隣にいる有吉さん(笑顔)。

開演5分前、円陣組んで
内村「内Pファイト!」
仲間たち「オー!」
すでにネコメイク顔(まだネコ耳なし)で白Tシャツの有吉さん(笑顔)。

いよいよ開演。オープニングで客席はすでにヒートアップ大歓声。NO PLAN1曲目『前略、露天風呂の上より』を楽屋のモニターで見守る仲間たち。後ろの椅子に有吉さん。
N「大熱狂のステージを目の当たりにし、さらに緊張が高まる」

歌ライブpart1のあと、全体コントです。
N「舞台は人里離れたキャンプ場。そこにやってきた内村が次々とトラブルに巻き込まれるというストーリー」
話は山場を迎えます。

N「そして、このコントの出演に、己の芸人魂の全てを賭ける男がいた。有吉弘行」
ネコメイク中の有吉さん。メイクさんの施すラインは、気合いの入ったくるりんちょで、ちょっとイタズラっぽいおしゃれキャットです。

N「出演者の誰よりも早く楽屋入りし、じっと出番を待つ」
舞台の袖(?)で椅子に腰掛け、白いバスローブ姿で舞台を見守るネコ有吉さん(笑顔)。

N「出演者全員が舞台上に揃い、コントはいよいよ大詰め。そしてその時は来た!!」
あわてふためいて舞台の端から端まで横切って逃げる出演者一群。そのあと少し遅れて、どーもどーも、と低姿勢な感じで、追うというか付いていく泡ネコ有吉さん(笑顔)。

下手にハケて、泡の衣装の一部が外れ落ちてしまって
有吉「あぶない。チンチン出ちゃうかと思いました、あぶない」
N「有吉の5秒に賭けた芸人魂、しかと見届けました」
カメラに向かって軽く会釈する有吉さん(笑顔)ラブリー。ステッカーにしてほしいくらいだ。

N「全体コントも無事終了し、再び衣装替えを行なう一同」
N「着替えの間は、出番を終えた有吉が日村とトークを披露」
緞帳の前、ピンスポットが二人を追います。
有吉「一発ギャグとかが無いんですよ」
日村「あーあー、そういえば無いね、有吉くん。一発ギャグって」
有吉「『有吉』で何かありますか」
日村「有吉で一発ギャグ」
有吉「はい」
日村「はーい、じゃ『有吉顔オープン!』でいいんじゃない」
両腕で顔を隠して「オープン!」でガッシリ腕を横に開いて顔を見せる。キレのある動き。
<力業>
有吉「(笑)」
日村「じゃ、やってよ。1回やって」
有吉「有吉顔オープン!」
腕を開いたとき見せる顔の表情をしっかり作って、迫力満点にするところがポイント。
日村「(笑)あ、そう。よし、それでいいや」
<習得!>
有吉「じゃこれでまたよろしくお願いします」

エンディングの『ひとりぼっちのジングルベル』で全員登場。ここぞとばかり皆さん動き回っています。有吉さん(笑顔)はバスローブなので動きが限られてるみたいでした。でも目立ってました。ネコは最強です。

(2004/07/13記)


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