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その54 『ものまねバトル★CLUB』(日本テレビ)2007/04/18(水)26:01-26:46


◆オープニング

N「開催まで2週間を切った『ものまねバトルライブ』。会場は今回もSHIBUYA-AX。公演日は5月の1日、2日、3日の3日間。…そして、このライブにたくさんのお客さんを呼ぶため、出演者たちが自ら街中でビラ配り!2チームに分かれて、各地にあるお店にライブのビラを貼らせてもらおうと大奮闘!」


◆秋葉原

◇駅前

 ホリ(木村拓哉) 有吉弘行(哀川翔) はなわ(東国原英夫) スザンヌ

ホリ「どうもー。木村拓哉です。本日はここ秋葉原から、このライブのチラシをみんなで配りたいと思います」
スザンヌ「はーい、配りましょう」
有吉「ビラ配り。なるほど。なんかまだチケット、ずいぶん残ってるって話だから、赤字になったら大変だからね」


◇妹系カフェ 『NAGOMI』

N「ということで今、人気のメイド喫茶でビラを配って、たくさんのお客さんにPRすることに」

 ツンデレとは…
 普段はツンツン、何かのきっかけで急にデレデレになること

N「ツンデレが体験できるお店、妹系カフェ『NAGOMI』、こちらでビラの交渉をすることに」

(「何しに来たの?」「シラけるからやめて」「いいから早く座って。ジャマだから、そこにいられると」などなど、いきなりツンツンモードのメイド。メニューを投げてよこします。「頼むなら、さっさと頼んで」「早く言って!」「ほかのにして、マジウザイから」とツンツン炸裂)

有吉「俺ね、ちょっと今日、4時に起きちゃったからさ、腹減っちゃって。ごはん食べていいかな?」
はなわ「どうぞどうぞ」
有吉「じゃ、オマライス!」
メイド「は?」
有吉「オマライス」
メイド「有吉、黙れ、ウザイ!」

はなわ「しかし衣裳かわいいですね」
有吉「なかなかね」
メイド「うっせーよ!」

(しかし注文のオムライスを運んで来た時には、「はい、お待たせ。何書く?勝手に書くよ〜」と、オムライスにケチャップでネコの絵を描くデレデレモード)

有吉「これは嬉しいね。これでツンデレなわけだ」
はなわ「アメとムチみたいな。使い分けですよ」
ホリ「このギャップで男はコロッとイッちゃうわけだ。ちょっとイッちゃってるんじゃないですか?」
有吉「イッちゃってるね」(笑)

N「ということで、妹と楽しんで、ビラも貼らせてもらいました」


◆吉祥寺

N「そしてもう1チームは、若者をターゲットに、さんまさんと、北斗&健介夫妻が吉祥寺でビラ配り」

 原口あきまさ(明石家さんま) ザ・たっち(佐々木健介&北斗晶)

◇ハーモニカ横丁
 戦後間もない時期から続く吉祥寺の名物横丁

N「その3人が向かったのは、吉祥寺の名物スポット、ハーモニカ横丁。ノスタルジックな雰囲気漂うこの場所で、ライブのPR活動をすることに」


◇干物・漬物 『なぎさや』
  塩鮭(切り身)¥700円

N「こちらの『なぎさや』は、なんと常連に著名人が名前を連ねる、隠れた名店なんです」

主人「贔屓にしてくれているのは、大仁田厚さん、長渕剛さん」

N「老舗の味に触れ、ビラも貼らせてもらいました」


◇松阪牛専門店 『サトウ』

N「肉の『サトウ』は、松阪牛を専門に取り扱うお肉屋さん。こちらで作られるメンチカツこそが、毎日平均1500人もの人を呼ぶ一番の人気商品。3人も早速並んでみることに。そして待つこと30分」

 メンチカツ(1個)¥160

N「ビラ交渉をしたところ、2階のお店で待ってほしいとのこと。…こちらの2階は、松阪牛専門のステーキハウス。しかも、国内最高峰クラスAランク松阪牛をリーズナブルな値段でいただくことができるんです」

 シェフのおまかせ
 松阪牛ステーキ定食 5000円

N「おいしいステーキをいただいた上、ビラも貼ってもらいました」


◆秋葉原

◇『武器屋』

 次なるお店は?

有吉「よく来んの?」
ホリ「秋葉原、よく来ますよ」
有吉「あー、そう」
ホリ「スザンヌは?」
スザンヌ「スザンヌは秋葉原、よく来ます」
有吉「あ、これ何!?」

 哀川さんが見つけたのは?

有吉「これは何?」
はなわ「はい?」
有吉「バルちゃん、これ何?」
はなわ「これですか」
有吉「武器屋」
はなわ「これですか。えーと、これは武器屋。武器屋って書いてあります」
ホリ「ただ読んだだけじゃない」
有吉「これなんか、面白いチャカ(拳銃)とか!?いろいろありそうじゃない」
ホリ「本物は売ってないと思います」

N「武器屋という名のこの店、果たして中は?」

 武器屋店内

N「コレクターやコスプレヤーを始め、さまざまなお客が訪れるお店『武器屋』は、多種多様な武器を取り扱う専門店なんです」

はなわ「(ヨロイを見て)これなんか『たけし城』を思い出しますね」

 風雲たけし城
 1986年〜1989年に放送
 東国原知事も、たけし軍団として出演していた

N「早速、知事がカブトを装着する」

有吉「勇ましいよ知事!」

 騎士・東国原誕生!

N「武器屋でもビラを貼ることに成功!」


◇和菓子 『松屋』

N「操業230年を誇る老舗和菓子屋『松屋』。一見、普通の和菓子屋に見えますが、一体」

 ものまねバトルのロゴ入り どら焼き

N「そう、こちらのお店では、持ち込んだイラストや写真でオリジナル包装紙を作るサービスを行っているんです」

はなわ「やっぱり普通にビラを配ってもお客さんは、もしかしたら目を通さずに捨ててしまったりとかっていうことは、よくあるんですよ。こうやって食べ物にしますと、嬉しいじゃないですか、もらって。そして食べるときにパッと絶対見ますから。食欲は人間を優しくしますんで」
ホリ「珍しく説得力がありますね」

 名案!

有吉「ただ、これ、どら焼き自体はマズイんでしょ?」
ホリ「こら!」
有吉「あ、コーヒーどら焼き!?」
ホリ「色がコーヒー色だ!」
スザンヌ「いい匂い!」
有吉「いただきます。(食べて)こりゃウマイよ!」

 コーヒーどら焼き
 コーヒーを混ぜた皮の中に、あんことバタークリームを入れた人気商品

 知事どら焼き
 (東国原はなわ知事のトボけた顔のどら焼き)

有吉「これは面白すぎるね」(笑)
はなわ「俺もさすがに、ここまで面白いものと思わなかった」

N「宣伝用のどらやきも作って大満足!」


◆吉祥寺

◇占い喫茶 『蓮』

N「コーヒーをいただきながら占いを楽しめるお店『蓮』。3人はライブの成功をタロットカードで占ってもらうことに。はたして」

 中村晧導先生 ジャスティスのカード

中村「バランスの取れたライブができる。初心に帰ってライブをむかえなさいということ!」

N「ビラのお願いも快く引き受けていただきました」


◆神保町

◇洋菓子 『柏水堂』

ホリ「というわけで、ぶっちゃけ、神保町にやって来ました」

 続いて神保町でビラ配り!

はなわ「学生の街ですから」
ホリ「学生の街、本の街、神保町です。じゃ、行きましょう」
スザンヌ「行きましょう行きましょう」
有吉「行こう行こう、うん」

N「神保町を練り歩く一行。ここで哀川さんが、とあるお店を発見!」

有吉「ここ、どう?高級洋菓子。こういうとこがいいんじゃない?ガラス張りだしさ」

N「昭和4年創業、老舗洋菓子店『柏水堂』。ビラ交渉の前に、まずは看板メニューのプードルケーキをいただくことに」

店員「カステラの生地の間にラズベリーのジャムが挟まって」
有吉「ラズベリー挟んじゃった?」
店員「はい」

N「この可愛らしいプードルケーキは、人気コミック『ハチミツとクローバー』でも掲載された、人気商品なんです」

 看板メニュー
 プードルケーキ 360円

有吉「(いきなりプードルの頭をフォークでカット)」
スザンヌ「ああ!!」
ホリ「なんでそういうことするんです?」
はなわ「わざとでしょ、いま」
有吉「わざとじゃない、おいしいとこだから。(頭を食べて)これはウマイよー、ホントにウマイ。あのねー、これはラズベリーじゃない?」

 さっき言いました!

スザンヌ「うーん、超おいしいー」
有吉「甘さの中に酸味があって、ウマイね」

N「ケーキも堪能して、ビラも貼らせてもらいました」


◇『ハイテクスポーツ塾』

はなわ「わたくし、ちょっと寄りたいところがあるんですけども。体が最近ナマっておりまして、ちょっと走りたくてしょうがないんです」
有吉「走るの好きだもんね」

 知事といえばマラソン!

N「どうしても走りたいという知事がやって来たのは、ハイテクスポーツ塾」

 最高速度36q 高速トレッドミル

N「時速36キロまで出せるこちらのマシーンでトレーニングすることにより、筋力だけではなく、早く走るための神経回路が作られます。早速、知事も試してみることに」

はなわ「宮崎は変わらんばいかん!」

 県民にあいさつを!

有吉「知事、あいさつを!」

 無我夢中

有吉「声が出ていない!」

 (16キロ、20キロ、と速度アップして、必死の知事)

ホリ「知事、満足できました?」
はなわ「ハァハァハァ…(ダウン)」
ホリ「走りたい走りたいって言ってたから」

N「とても大満足の様子の知事。次の場所は?」


◆神楽坂

◇神楽坂飯店

ホリ「さあ続いては神楽坂に、ぶっちゃけ、やってまいりました」
有吉「神楽坂、お洒落な街なんでしょ?」
ホリ「とりあえず、じゃ行きましょう。もうちょっとなんで、がんばりましょう」

N「実は次に行く場所は、キムタクがすでに決めているという、その場所とは」

有吉「お前が決めたの?」
ホリ「俺、もう決めてあります」
有吉「生意気なんだよ、お前」
はなわ「翔さん、俺も思い出したんです」
有吉「なに?」
はなわ「こいつ、生意気ですね」
有吉「生意気だよ」
はなわ「お前がなんで決めてんだバカヤロー」
ホリ「何が悪いんだよ」
有吉「気に入らねえよ、お前」

 子供のケンカ

ホリ「いまさらなんだよ!」

N「ということで、やって来たのは神楽坂飯店。一見、普通の中華屋だが、一体」

 早速ビラ交渉

ホリ「ものまねライブをやることになってまして、ビラをこちらのお店に貼らしていただけないかなと」
女将「あ、そうですか。よろしいんですけど、それにはちょっと条件があります。神楽坂飯店の名物メニューを召し上がっていただければ、と思いますが」
はなわ「食べればいいんですか?」
女将「はい」
はなわ「今日は正直、昼弁も出なかったんですよ。おなかすきまくりなんですよ」

 はたして名物メニューとは一体!?

N「ビラを貼らせてもらうため、お店自慢のメニューを食べることになった知事と哀川さん。はたしてそのメニューとは」

女将「はい、お待たせしました」
一同「ええー!!(驚愕)」

N「まず知事が挑戦するのは、こちらのジャンボ餃子。重さはなんと2.5キロ、普通の餃子100個分」

 知事がチャレンジ
 ジャンボ餃子DATE
  重さ2.5s 普通の餃子100個分

N「そして哀川さんは一升チャーハン。こちらも重さ2.5キロ、普通のチャーハン8人前!」

 哀川さんがチャレンジ
 一升チャーハンDATE
  重さ2.5s 普通のチャーハン8人前

女将「1時間で召し上がっていいただければ無料になります」
ホリ「それでビラも貼らしてくれると」
女将「ちゃんと、お貼りします」

 更に完食でビラが貼れる!

哀川「もし食えなかったらどうなるの?」
女将「召し上がれなかったら、一応お代をいただくんですけど、ジャンボ餃子が9600円、一升チャーハンが5840円」
スザンヌ「高い!」
はなわ「だったらチラシ(貼らなくても)別にいいですけど」

 何しに来たの?

ホリ「ここはがんばって下さいよ、先輩。腹、減ってるでしょ」

N「60分1本勝負!完食してビラを貼ることができるのか!?」

スザンヌ「食べきってビラを貼るぞー!」
二人「いただきます!」

 (ジャンボ餃子はフォークとナイフで食べます。ナンのような皮。切り取ると、肉まんのようです。「餃子は餡が重いため皮を厚くしないと崩れてしまう」そうです)

 はたして味のほうは?

はなわ「この中のここ(具)は、すごくおいしいんですけど、まわりが、これはモチですか?」

 5分経過

有吉「チャーハンうまいぞ」
ホリ「俺、すごい腹減ってますもん」
有吉「すっげえ、うまいよ」
ホリ「ちょっとぐらい食いたい」
有吉「正直、今ここで、ごちそうさましたら、もう最高だね!最高の状態」

 もう満足?

 10分経過

はなわ「(すでにかなり辛そう)おっと…」
有吉「(スプーンに山盛りの餃子の中身を見て)すげえぜ、それ」
ホリ「マジで、もうちょっとさ、がんばって下さいよ」
有吉「おい、ちょっと待てよ!なんだよ、それ」
はなわ「今のカンペ、見せてくれ」
有吉「見せろ!」
ホリ「こういうカンペが出ています」

 『マジで もうちょっと がんばってください。』

 スタッフからの切実な願い

ホリ「だって、ペース遅いんだもん、先輩たち」

 20分経過

ホリ「もう完全に手、止まってません?」

 ギブアップ?

スザンヌ「知事、がんばって」

はなわ「(キムタクにスプーンで口まで運んでもらっている)」(「いやな赤ん坊だ」)
ホリ「どう?」
はなわ「めんどくさい、たべれないよ、もう」
ホリ「お相撲さんでしょ、武蔵丸さんでしょ」
はなわ「ハァ〜、めんどくさい」

 そして…

(見た目ですが、哀川さんのチャーハンは半分以上減っていて、残り3分の1ぐらい。知事のギャーザはあまり減ってなくて、3分の1は残ってる感じでした)

 TIME UP

ホリ「終了!」

N「結局、完食できず。約束どおり代金を自腹で払うことに」

 *番組収録後、スタッフがすべて食べました

 知事 9600円 支払い
 哀川さん 5840円 支払い

ホリ「自腹でよろしくお願いします。(知事は)じゃ、1万円からでいいですかね(と財布から抜き出し)、じゃ1万円からと…」
有吉「俺、5000円札しかねえよ」
ホリ「リアルにもうなくなっちゃう、お金。じゃ6000円から」
有吉「いい大人が残り1000円でどうしろっていううんだよ!」

ホリ「というわけで完食はできなかったんですけども、お二人、先輩がんばったので、このビラを貼らせていただけないでしょうかね」
女将「これだけがんばっていただきましたのものね。学生さんとかいっぱいいらっしゃいますので、貼らせていただきます」
ホリ「ありがとうございます!」
はなわ「ビラ、別にいいんで、お金返してもらっていいですか?」

N「おカミさんのご好意で、ビラを貼ってもらいました」


◆吉祥寺

◇ライブハウス 『曼荼羅』

N「こちらのライブハウス『曼茶羅』は、次代を担う若手ミュージシャンの登竜門。そこに集まる若者たちを盛り上げ、ライブの宣伝をする」

(バンドの前座として、ザ・たっちが「おすぎとピーコのショートコント」を)

 ここでもライブのPR!


N「こうしてライブ宣伝活動は成功で幕を閉じた。ものまねライブまで、あと12日。お楽しみに!」



(2007/04/23記)


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