レビュー46



その60 『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)2007/08/03(金)11:30-13:00

パーソナリティは松村邦洋と増田みのりと有吉弘行

◆オープニング

増田「さあ今週は高田文夫先生が夏休みでお休みのラジオビバリー昼ズ。本日のお相手は」
松村「はい、わたくし松村邦洋と」
増田「ニッポン放送の増田みのりです。そして毎日、日替わりパーソナリティの皆さんにも登場していただいているんですが、毎週金曜日は、まっちゃんとわたしだけでは心もとないということで、松村さんのかわいい後輩に来ていただきました」
有吉「どうぞ、よろしくお願いします、有吉弘行です」
松村「なんかもうね、有吉くんが来ると大体ちょっと不安になるね、ボクは」
増田「なんでですか?」
有吉「有吉じゃないだろ」
松村「有吉さん」
有吉「有吉先生だろ、有吉先生。オレ、高田先生の代理ですからね。権力も全部ボクが持ってるんですからね」
松村「なんかそういう感じらしいね。今日、打ち合わせに来たときに、高田先生のポジションでお願いしますって言われて」
増田「どれぐらい後輩なんでしたっけ?」
有吉「ボク、いま33ですからね」
松村「オレが39で、電波のときまで有吉有吉って言って。最近、有吉くんってなって、有吉さんみたいな感じになってきて」
増田「気をつかわないといけないと。有吉さんは、もうビバリー昼ズ準レギュラーと言っても過言ではないですので」
有吉「そうですねえ、今年ももう2回目ですか、2回目でしょ、まだ。去年も2回ですよ、オレ」
松村「そうだよ、そのわりには打ち上げとか呼ばれてなあ、妙に重宝されてるよなあ」
有吉「この前も、ディレクターの送別会来ませんか?って誘われたんですよ」(笑)
増田「準レギュラーですから」
有吉「全然関係ないんですから」
増田「いつもお世話になってますし」
有吉「はーい、よろしくお願いします」
松村「また今日のために、松村さんを呼び出して、綿密な打ち合わせをしたと」
有吉「おとといね、焼肉屋のほうで」
増田「有吉さんのブログにも写真が載ってましたよ」
有吉「ああ、そうですそうです。上島竜兵と松村邦洋を集めまして、やったんですけどね、ロクなもんじゃないですよ、コイツ」
松村「コイツって言うなよ、オマエ」
有吉「だってね、水しか飲まないんですもん、居酒屋で」
増田「あれ、あんまりお酒は飲まないですか?」
有吉「店の人、イヤな顔してますよ」
松村「水を常温でね、6リットルぐらい飲むから、いつも」
増田「あら、お水は注文しなくても出てくる普通のお水ですか?」
松村「うん、そうそう。ダイエットでね、いまちょっとダイエットしてるからね、夜、水を一気に6リットルぐらい飲んでる。水はイケるクチだからね、オレは。酒は飲めないけれど」
有吉「松村、ほら、なんかあった?一週間、面白い話」
松村「それ、高田先生が言う言葉だろ(笑)、なんかイヤだなあ。『なんかあったか?松村よお』みたいな。偉くなったなあオマエ。電波少年のときはさんざん面倒みてあげてたよ」
有吉「電波少年、12年前の話でしょ。いつまで恩を売ってるんですか。それ以降は一回もお世話になってないんですから、ボク」
松村「確かにそうだけど、電波少年のときも有吉がいて、ビバリー昼ズも有吉がいて」
有吉「電波だって視聴率がよくなくなって、ボクらのおかげで視聴率上がったんでしょ。延命処置してあげたんでしょ、ボクが」
松村「なんか感じ悪いなオマエ」
有吉・増田「(笑)」
松村「オレ、今週はね、峰さんに呼ばれて」
有吉「おっ!」
松村「峰さんのお宅に行きましたよ。ご自宅。あの神楽坂の豪華な家に行ったら、玄関前にね、もう警備の人がいるね。ずいぶん豪華な家だね」
有吉「政治家みたいな」
松村「そうそうそう。警備のかたが付いてるもん」
増田「ふーん(感心)」
松村「自宅はプールも付いてるし」
有吉「プール!?」
松村「プールも。すごいよ。だからオレ行く前、峰さんに、オレんち来るか?って言われたから、オレも行こうかなと思ったら、ちょっと電話して、みどりさんに許可をとるのか何なのかしれないけど、こそーっと電話して、松村行ってよろしいでしょうか?どうしても松村行きたいって言うんで、行きたいみたいなんで、よろしいですか、ちょっとだけ。すぐ帰らせますんで、よろしいですか?うん、許可とれたからって、言ってもらって、それで峰さんちに行って」
有吉「行って」
松村「峰さんちの娘さんがいま30歳くらいで、太田プロの若い食えないような芸人、紹介してくれないかって言うから、有吉くん行けばいいんじゃない?」
有吉「あ、いいですねー」
松村「オレ、有吉んのこと、軽く言っといたから」
有吉「オレほんとに、じゃ峰さんの。峰さんがお父さんになるわけでしょ?」
松村「そうそうそうそう」
有吉「どうなんですか?お嬢さんはかわいいんですか?」
松村「うん、まあまあまあ、そこそこ……」
有吉・増田「(笑)」
増田「そういうこと言ってるからダメなんですよね、まっちゃん」
有吉「自分が立候補したらいいじゃないですか?」
松村「オレが行こうかなあ」
有吉「はい」
松村「なんだったっらなあ。峰さんち行って。でも、みどりさん恐いなあ」
有吉「みどりさんがね」
増田「お母さんになるわけですよ」
松村「そうよ。そうでなくても、なんとなく、こぶ平さんとカブるところあるしね」
有吉「顔とかもね」
松村「顔もカブるし」
有吉「芸風も」
松村「うん」
有吉「たいしてつまんないし」
松村「そうそう……オレは言えないけど、そういうことは」
有吉・増田「(笑)」
松村「オマエはいいなあ。そうやって毒舌言っても許されるキャラで。うらやましいよ、オレほんとに」
有吉「ボクは童顔ですからね。ベビーフェイスですから、顔が」
松村「オレ、オマエと飲んで、ますますストレスたまったもん。この前、竜兵会久しぶりに呼ばれたけど」
有吉「この前、サイフから2万ぐらい抜いてやったんですよ(笑)、全然気づかないですからね」
松村「オレのサイフから2万円抜いて、二次会行ってるんだろ。オレ、抜いたようなふりして、ちゃんと入れてるんだろうと思って、サイフ見たら、あるのかなあと思ったら、抜いてるもん、ちゃんとな」
増田「まっちゃん、お金に対して大らかですからね」
有吉「松村さんち行くと、部屋いっぱいお金が転がってるんです」
松村「そう、神社みたいだもんね」(笑)
有吉「ね、そこそこいい金になりますよね、あれね、掃除したらね」
松村「そうそうそうそう。もうすごいよ、オレんちは」
有吉「いやあ、結婚したほうがいいですよ」
松村「ほんとだよ、早く結婚したいよ。もう40で独身で、悲しくなってくるけどな。『有吉はなんかいいことあったか?』」
有吉「いやいや。なんで結婚できないんですかね、松村さんね」
松村「なんでだろうね、ほんと」
有吉「やっぱ、まあでも人間的に問題があるの、ありますよもんね。欠陥だらけですもんね」
松村「なんでオレが欠陥だらけなんだよ」
増田「たとえばたとえば?」
有吉「たとえば、なんだろうな、やっぱり人の気持ちがわかんないでしょう?」
松村「なんで?」
有吉「女心もわかんないでしょう?」
松村「うーん、そりゃ確かにプロのかたにお世話になってるからな」
有吉「プロのかたね……あとスポーツクラブで、ほら……」
松村「あ、もう、いいよいいよ」
増田「あ!」
有吉「いまちょっと、60歳ぐらいのおばあさんに恋してるんですよ」
増田「気になる人がいるんですね!」
有吉「気になる人がいるんですよね、ちょっとね」
松村「オマエ、あとで話があるから」
有吉・増田「(笑)」
増田「聞きたーい!」
松村「行きましょう行きましょう。はい、行きましょう行きましょう」
増田「それでは参りましょうか」
松村「(ボソッと)違うよオマエ」
有吉「文夫がいない間に謀反発生!」
松村「松村邦洋と」
増田「増田みのりと」
有吉「有吉弘行の」
三人「ラジオビバリー昼ズ」

松村「……全然関係ないよオマエ。作り話だよ、それ」
増田「今日はこんな三人で1時までお送りします。そんなこんなで、今日も1時まで」
三人「生放送!」



続く


(2007/08/12記)


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