レビュー47



その61 『ダチョ・リブレ#31』ばっかス
(CS朝日)2007/08/12(日)17:30-18:00  8/13(月)22:30-23:00(再)


N「今回のばっかスは、上島竜兵があの名物企画を勝手にオマージュしたオチのない話、いよいよ怒濤の後半戦がスタート!」


 竜兵上島のオチのない話2 後半戦


1 安田和博のオチのない話 『母の宗教』

安田「うちの父親はもう亡くなってるんですけど、生きてるときに、母親がある宗教にものすごいハマってまして、それで家でバンバンお祈りをするんです。でも親父が大っ嫌いで、それが。やめろって言って、いつも喧嘩するんです。すごいモメて。でまあまあ、母親も父親がいるときだけは、絶対にそういうお祈りはしないようにしてたんですけど、夜まだ帰って来ないだろう、まだ酒飲んでるだろう、という時間にお祈りしてたら、父親が酔っぱらって帰って来ちゃったんです。で、うち5階なんですけど、すごい怒って、その仏壇っていうんですか、それを持って、5階から下の保育園に思いっきり、ぶん投げた」

一同「(笑)」
土田「保育園に!?」
安田「保育園にぶん投げたんです。やめてー!とか言ったら、うちの親父が、『神様がお前を助けてくれるのか?いままで助けてくれたことあるのか!?』。親父かっこいいなと思いましたよね」
一同「おー!!(感心)」
有吉「すっげえ期待しましたよ」
肥後「いいオチのない話だね。王道だよ、王道」


2 肥後克広のオチのない話 『選挙カー』

肥後「最近の話なんですけど、区会議員ってあるじゃないですか、選挙ね。それで選挙カーっていうのがあるじゃないですか。たとえば、『上島、上島をよろしくお願いします。上島竜兵をよろしくお願いします』って。普通ね、ああいうのって、無視するじゃない、子供たちって、小学生。なのに、『上島竜兵をお願いします』って言ったら、こんな小学生よ、1、2年生が手を振るのよ、ウァーッて追いかけて。『ありがとうございます』とか言うのよ、選挙権ないのに」
一同「(笑)」
肥後「オレも歩いて、子供と一緒に歩いて。子供と歩くときは、顔を隠すわけじゃないけど、ニット帽をかぶって、別にダチョウ倶楽部の雰囲気でも何でもないの。子供と歩いてたら、選挙カーが来たの。『上島、上島をお願いします』って女の人、オバサンが。オバサン来たな、と思ってウァーって言ったら、オバサンも、『はっ!肥後さん!肥後さん!ありがとうございます!』。うえっ、オレのことわかってるわと思って。ハコ乗り、ホントこんななって(身を乗り出して)『肥後さん、ありがとうございまーす!』。おいおい落ちるよと思ったけど、落ちないでそのまま行っちゃって、そのかわり選挙に落ちやがった」

土田「これは落語家さんみたいな、きれいなバージョンじゃないですか」
肥後「車から落ちないで、選挙に落ちた」
ヤマザキ「そしてこれがオチのない話」
 <座布団一枚>


3 有吉弘行のオチのない話 『親父』

肥後「有吉さん、もう安心できるね」
上島「ミスターオチのない話」

有吉「ボクの親父の話なんですけど、うちの親父っていうのは、すごい自然とかに強い男なんですよ。野生児なんですよ。それで、うちの家の屋根裏に、ワイドショーとかでもやる、大きなスズメバチの巣ができたんです。もう普通にメシ喰ってても、パチッパチッてブンブンブンブン言ってるんですよ。これは危ない、駆除しなきゃいけないっていうことで、普通は防護服とかですよね、危険ですから。一匹刺されたら死んじゃうというようなヤツですから。そうなんですけど、うちの親父は黒いビニールを手に付けて、あとスーパーの白いビニールをこうやって(顔に)巻いて、ちょっと目(の部分)をあけて、それにサングラスをして、謎のレスラーみたいに、セーターを2枚着て、屋根裏にのぼって行ったんですよ。かあちゃんが、『ダメだって、こんなビニール1枚でマンガみたいな格好して、危ない!』。親父は、『大丈夫だ、基本、スズメバチは刺してこねえ。女王蜂をいじっちゃうと怒るけど、それ以外そんな怒るもんじゃない』。で、親父はあがったんです。ボクらは危ないから障子をぴっちり閉めて、親父を心配してたら、親父が明らかに、『痛い!ウエッ!』」
一同「(笑)」
有吉「のちのち得た情報では、スズメバチっていうのは黒いものに向かってくるんです。だから親父の黒いビニールの手がすごいことになって。でね、結局バンバンビニール入れて捨てたんですけど、親父の手がもうポパイみたいに腫れ上がって、こんなにパンパンになってて、オレが『お父さん、もうポパイみたいになってるよ』って言ったら、親父が言ったんですよ、『俺はポパイじゃねえ』」


4 すぎのオチのない話 『オーストラリア人の彼女』

すぎ「ボク10年前、24歳ぐらいのときに、オーストラリアに留学してたんです。現地でオーストラリア人の彼女、ボク作っちゃったんですよ。もともとボクの家庭教師をしてた人だったんですけども、その家庭教師が、会っていくうちに彼女と彼氏の、要は付き合うような形になっちゃったんですよね。でまあ彼女の家にボクが行く形で、家庭教師みたいな形をさせてもらったんですけど、3回目ぐらいから授業終わりでSEX…」
一同「はあっ?(笑)」
すぎ「性行為をすることになりまして、初めての金髪のかただったんで興奮したんですけども。ある日、普通にSEXが終わって、お茶するじゃないですか。終わったあと、オーストラリアのかた、たぶんお茶するんです。で、お茶をしてたんですけど、なんかよくわからない紙きれが出てきまして、ボクに渡すんですよ。『あなたはキングになれます。あなたはあたしの言うことを聞くとキングになれます』って英語で。ボクもよくわからなかったんで、『キングとはなんだ?』って英語で言ったら、『とにかくあたしの言うことを聞くと、キングになれるから、いまから言うことをやって下さいね』って。『何をすればいいんだ?』って聞いたら、『毎週50ドルあたしにくれ』と」
一同「(笑)」
すぎ「『え、毎週あなたに50ドルあげるんですか?』って言ったら、『そう、あたしに50ドルあげて下さい。1ヵ月間は50ドルを。要は4週間50ドルで、2ヵ月目に入ったら250ドルずつください。それをやったら、あなたはキングだ』」
一同「(笑)」
すぎ「なんだそれはと思うじゃないですか。ボクはヤだよと答えたら、今度はものすごいデカイ表がバーンって出てきて、王冠のマークが上に書かれてて、その下がちょっとちっちゃい王冠で、その下、見たこともないコアラみたいな絵があって、どんどんどんどん枝分かれになって、『あなたはいまここ(いちばん下)にいる』って言われて」
一同「(笑)」
すぎ「あ、ボクはここなんだ。『ここはみんな50ドルの人』って言われて。『ここは250ドルの人で、500ドルの人、1000ドルの人、ここ払わない人、って言って王冠、でキングの人』って言われたんですよ。ちょっと面白いなと思って、1週目50ドル払ったんですよ、2週目も50ドル払ったんですよ。だけどほかの人に、これはマルチ商法だからって言われて、ボクはやめました」

一同「(笑)」
土田「正当な話ですね。マルチ商法だという情報もありました」
上島「いまのはけっこういいね」
肥後「最初にね、SEX3回連発してね、ちょっと違う意味で興味をそそったよね」
上島「そういう話かなと思ったら、うまいことネズミ講みたいなほうへ行ってね」
すぎ「そうですね。でも大丈夫でした」


5 有吉弘行のオチのない話 『極悪レスラー シーク』

有吉「ボク、プロレスがすごい好きで、高校生のころよくプロレスを見に行ってたんですよ。当時、大仁田さんがやっているFMWというすごいデスマッチ系の、有刺鉄線とか凶器とかを使うのが、ボクいちばん好きだったんですよ。それで出待ちとか入り待ちとかするぐらい、ボク大仁田さんのことがそのころ好きだったんです」
一同「(笑)」
有吉「で、そのときいちばんの強敵がザ・シークっていう、もう凶器を使わせたら天才的で、手から火出したり、ナイフ使ったり、すごいヤツなんですよ。もうボクはそいつが憎くて。会場中こうやってシークが回って、ボクらを脅してくるんですよ」
肥後「客席来るよね」
有吉「だけど、あいつはおじいちゃんですから、ボクらは高校生ですから、多少やっぱ大仁田のために、ちょっと手助けになることをしなきゃいけないと」
肥後「ファンとしてはね」
有吉「カバンでこうバーンとケツを叩いたりしてたわけですよ、ザ・シークに。そしたらザ・シークに付いてるサブとかが、ボコボコにボクらを叩くわけです。そのバーンとやったときに、カバンからコンパスがパッとこぼれたんです」
土田「(笑)」
有吉「そしたらシークがそのコンパスを持って大仁田を血だるまにしたんです」
一同「(笑)」
有吉「オレのコンパスが大仁田のもっとも恐ろしい武器に!(笑)それでボクは言ったんです、その係員に。『あれボクのコンパスですから返してくれ』と。そしたらね、当時いたリッキー・フジさんという人が優しくてね、『あっ、あとで返してあげるから』って言われて、セーフでしたね」

一同「おー!」
上島「返してもらったんだ」
土田「いいですね」
肥後「だから、あんまりね、プロレスラーに手出さないほうがいいね」(笑)
有吉「そうですね」
土田「あと、有吉さんの話はオチどころのとき、必ずヨダレたれますね」(笑)
有吉「全盛期の天才ディレクターと呼ばれてたときのテリーさん状態」


6 ヤマザキモータースのオチのない話 『嫁』

ヤマザキ「じゃあボクの、結婚したんで、奥さんの話しましょうか。この春、結婚しまして、皆さんの話をよくするんですね、やっぱり、家でね。でまあ、上島さん筆頭に、上島さん、肥後さん、ノッチさんは佐藤さん、安田さん、土田さん、すぎのことも杉山さんと言うんですけど。なんか知らんけど、有吉さんのことだけ、うちの嫁は『有吉』って」
一同「(笑)」
ヤマザキ「呼び捨てなんですよ。でまあ、予想するには、ボクが入院してたときに、ボクの動かない足にタバコとかゴミとか足の指に詰めて、動きましたよ動きましたよって、うちのに見せたら、もうゴミだらけですよ。ゴミだらけのヤツを見て、有吉がキャッキャキャッキャ笑うてる。みんなもやってたんですよ。でも、うちの嫁にしては、有吉が全部首謀者やと思うてるんで。で、『有吉』って言うてんのかなあと思って。あかんぞと。『あかんぞオマエ。有吉も、絶対有吉さんやろ。ちゃんと有吉さんって言えよ』って言ったら、うちの嫁が、『あ、有吉さんは年下やと思った』と言ってました」

一同「おー!」
上島「いまのはいいんじゃない?」
肥後「いいね」
ヤマザキ「セーフ?」
有吉「セーフとかないから」(笑)


7 有吉弘行のオチのない話 『柔道部の顧問 フクモト先生』

有吉「ボクね、高校のときに柔道部だったんですよ。それで、顧問の先生が定年間近のおじいちゃん先生で、フクモト先生っていうんですけど、なんにも怒らない温厚な人なんですよ。だから柔道部の顧問なんですけど、誰も恐れることがないし、先生も何にも言わないし。ただ、チンコがデカイということは、リスペクトの対象にはなりましたね」
土田「それは、なりますね」
有吉「そのフクモト先生とともに、一日泊まりがけの遠征合宿試合があったんですよ。で、そこに行ったときに、近大福山という広島ですごい強豪の、全国優勝もするような、恐ろしい、150キロの男たちが集まってるような、みんな坊主のトラ刈りで、そのチームとボクらのチームが、旅館が一緒だったんです。ボクらは精鋭6人しかいないチームで。でね、食事のときにフスマ一枚はさんで、食事なんですよ」
一同「なるほど」
有吉「あっちはごはんの前に監督から厳しい話があって、『明日の試合は先鋒のオマエがなんとかな』と。で、ごはんを食べる前に、『黙祷!』ってやって。そんな中、ボクらのほうはチンコがどうしたとかウンコがどうしたとか遊んで、食いもの投げたりとか、騒がしいわけですよ。そんな野放しの状態だから、あっちの恐い高校の先生も、まさかこっちに先生がいるなんて思ってなくて、フスマをバーンって開けて、『オマエらなに騒いでんだ!』って言ったら、フクモト先生が腰抜かしちゃって」
一同「(笑)」
有吉「座椅子に座ってたんですけど、座椅子でこうなっちゃって(後ろに倒れて)、そのときに奇跡的に浴衣でしょ、フクモト先生、パンツはいてないんですよ。その自慢のチンコがボロッと!相手の先生はそれ見て、『ハッ!』」
一同「(笑)」
有吉「『ハッ!』となったのは、『先生いらっしゃったんですか!』なのか、『なんてチンコだ!』どっちでハッとなったのか、わかんないですけど」
一同「(笑)」
有吉「それは定年間際の先輩ですから、相手のチームの先生が、『すいません、失礼しました』って帰っていったんですよ。そしたらね、ボクらは尊敬しますよ、フクモト先生を。チンコがデカイという以外の部分でも。それで、がんばろうと。フクモト先生腰抜かしちゃったわけだから。『次の試合がんばろうぜ』って言って。次の試合の日ですよ、その近大福山高校と対戦の機会は、なかったんですよ」

一同「あー、なるほどね」
肥後「いい感じだったのにね」
土田「でもやっぱ、チンコがデカイのと腕力があるのは、あこがれの対象になりますからね」
肥後「ただオチ前に、必ず全盛期のテリ−伊藤みたいにボボボボボボーッて吹いちゃう」
 <条件反射>


8 上島竜兵のオチのない話 『スーパーでの話』

上島「この間ね、久しぶりにカレーライスでも作ろうかと思って。カミさん実家帰ってたもんで。自分で買い物に行ったんですよ。久々にジャガイモとかいろいろ買いまして、レジに行きました。ああいうとこって、セルフサービスで全部自分で袋に詰めてくれと」
肥後「ああ、そういうスーパーなのね」
上島「そういう。でまあ、お金払って、持って、ポーンと、ビニールとか包む所に行きました。したら、オレの財布がここに出てるわけよ、袋に入れようとしたら。『あれ、オレ財布カバンに入れずにここに置きっぱなしにしたんだ、あぶないあぶない』と、こう取ろうとしたら、その手を『泥棒ー!』って、つかまれたわけだよ」
肥後「上島さんの手を!」
上島「オレ、よく土田にやられるみたいに(笑)、こうネジリ上げられて、『これ、わたしの財布ですよ!何やってんだ、店長呼ぶぞ店長を!おいコラこっち来い!』、『いやいや違うんです、ボク勘違いして自分のカバンの中に入れてあるんです、ボクの財布とそっくりだったから』、黒のノーマルな財布だから、わかんないわけよ。『そっくりなんですよ、ボクの財布ちょっと見て下さいよ』、『いやいや御意見無用!店長!店長!!』」
一同「(笑)」
ヤマザキ「時代劇みたい」
上島「『店長呼んで来い、泥棒だ!』、だから、いやらしいけど、しょうがないから、『勘弁して下さい』って、パッと帽子を脱いで『ヤー!ヤー!』(ダチョウ倶楽部ポーズ)、『あ、竜ちゃんじゃない!竜ちゃん生活苦しいの?』」
一同「(爆笑)」
上島「『いや違う違う。だからオレはホントそっくりな財布なんです。ちょっと見せます』って、『ほら!』、『ああ、まあ黒の財布だからね』、『ボクはこう来て、財布ここにポンと置いたと思ったんですよ。で無用心だなと思って取ろうとしたら、ボクは勘違いしてたんです、ちゃんとカバンの中に入れてました。ホントごめんなさい』、『なんだ、そういうことだったのか。いやいや、でもあれだよ、そんな理由は通じないよ。まあ竜ちゃんだからボクは信じるけども、テレビ出てる人、こんなことしないと思うけども。でも普通の人だったら、これ突き出されても文句言えないよ』と。だから、それホントにちゃんとチェックしてやったほうがいいと。だから、物を買ったりしたときに財布ちゃんと入れたなとか、お金ちゃんと入れたなとか、これは人のもんだな。あの、財布にシルシつけとけばいいかなとオレ思ったね。だから、似たような財布って、黒とか赤とか、みんないまあるじゃない。ね、だから財布に、わかりやすいシルシでもつけとけば、どうですかね」

一同「(笑)」
土田「出ましたね!」
有吉「これは出ました」
土田「これがホントのオチのない話ですから」
一同「(拍手)」
土田「あの居酒屋での輝きが、いま!」
上島「…よかった(安堵)」
土田「これがオチのない話です」
有吉「すごい。財布にシルシつけましょうね〜って」(笑)
土田「これだよ。ようやく出たよ、上島さん」
有吉「すばらしい」


9 有吉弘行のオチのない話 『柔道部の危険な伝統』

上島「じゃ最後、ラスト」
有吉「おっ、ラスト誰だ?」
上島「土田が出てないからね。土田、行ってほしいんだけどな」
安田「肥後さんもあんまり出ていない」
上島「そうだな。どっちか行ってほしいんだよな」
肥後「これはでも、しょうがない」

 果たしてサイコロは、『有吉』さん!

有吉「わぁっ!これ最悪だなあ、もう無いなあ…」
肥後「今日、有吉さんがいちばん多いんじゃない?」
土田「いまウソつこうかどうか迷ってるとこですよ」
肥後「ウソはダメだよ!」

有吉「これちょっと危険な話ですよ。のぞきに関する話です」
一同「(笑)」
有吉「ボクらの、さっきも言ったとおり高校のとき柔道部だったんですけど、代々の伝統があって。春先に身体測定があるじゃないですか。あれは女子の体重と身長、胸囲とか測ったり、武道館で行われるんですよ、わが柔道部が通常練習している。そして、わが部伝統で、皆さん合いカギを持ってるんですよ。先輩からどんどん伝わってる武道館の合いカギを。そして、その身体測定が行われる前日の夜から武道館に入って、屋根裏にひそむと」
一同「(笑)」
上島「若いからね」
有吉「そして10時間ぐらい屋根裏で過ごさなければならない。ただし、そこをクリアした者は身体測定がのぞけるという伝統があって」
一同「なるほど」
有吉「それで、鉄骨の上を歩かなきゃダメなんです。こういうモルタルみたいな感じになってるんで、屋根って。鉄骨の上で過ごさなきゃならない。で、そのとき2年の先輩のヤマシタさんがずっとひそんでたんですよ。ひそんでたんですけど、キリで穴をあけるんですけど、女子がいたとき、興奮しちゃって穴あけすぎて、モルタルの粉がポロポロポロポロ落ちてきちゃって」
一同「(笑)」
有吉「女子がハッと見上げたら大きな穴があいてて、『先生!先生!』って言って、みんな『キャーキャー』なったら、ヤマシタ先輩、鉄骨から足、落としちゃって」
(「動揺して」)
有吉「足がドドーンと出てきて、モルタルのこのキズの所で太腿バーッと擦ってるから、血がボタボタ落ちてきたんです」

一同「あー!(笑)」
土田「作りましたねー」
安田「作ったなあ」
土田「でもまあ学生時代のそういうエピソードなんてのは、どんな学校にもあったりしますもんね。学生だから許されるみたいのはあるじゃないですか。ね、まあ、山崎さんなんてね、もう30越えてから、おんなじような経験ありますもんね」
肥後「ええ!もうないでしょう。学生だったらまだしも」
土田「だって、押し入れに隠れてね。そのヤマシタ先輩も、ほら多くのぞきたいから穴を大きめに空けちゃったじゃないですか。山崎さんも押し入れの中から多くのぞきたいから、これぐらい(両手を肩幅まで広げて)開けちゃって」
 <丸見え>
土田「『わっ誰かいる!』って言われた。で、そんときの言い訳が『あかん、寝てもうた』、押し入れの中で!」
一同「(笑)」
ヤマザキ「で、部屋を出ました」
ノッチ「だって、シュミレーションのときはこれぐらい(数センチ)だったのが、本番のときはこれぐらい(1メートル=広めの「ノッチです!」サイズ)」
土田「なんでいまカブせてきたのにハズした感じなんですか?」
上島「(笑)」
安田「やんなきゃよかったねえ」
土田「だったら、ちゃんと事細かに説明しなきゃいけない。佐藤さんの家でこういうことがあったんだみたいな。そのエピソードがなく、興奮して喋りすぎなんですよ」
(「土田教室」)
ノッチ「いま本番中だから、説教はあとでしてくれ」
土田「本意気で泣かすからな!」
一同「(笑)」
(「やだやだ」「ほんとにイヤがってる」)

上島「ええまあ、そういうことで、もっとやりたいんですけど、時間がもうないということで」
肥後「残念ですね」
上島「どうですか?土田くん」
土田「そうですね、やっぱりこの元となった、みんなで居酒屋で飲んでて、上島さんがいつもオチのない話をしてるっていうのが、ようやく出たじゃないですか。ようやく視聴者に伝えられるっていう喜び、たまらなかったですね」
上島「うれしいね。こういうことだったんだね」

有吉「仏壇の話、聞きたかったですね」
土田「あれはよかったですね」
安田「仏壇は第2弾、第3弾があるんですけどね」
有吉「あるんですか!?」
上島「それまた聞きたいね」
土田「シリーズが!いいですね」
安田「その後、母ちゃんが(仏壇)を組み立ててね」
有吉「えー!」
土田「なんですか?それ」
 <次回乞うご期待!>
安田「まあまあ、次回」
上島「なるほどね。はい。ということで竜兵上島のオチのない話でした。それではまたお会いしましょう」
一同「(笑)」
土田「硬いエンディングですねー」
有吉「終わっちゃった」

N「オチのない話を成功させた今日の太陽様は、久しぶりの晴れ!」


(2007/08/19記)


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