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その14 
『猫の歴史』(プラス犬1匹)in 内村プロデュース

◆猫です。内Pで猫になっている有吉さんです。いつからでしょう。さかのぼってみました。


第1回 ふかわ宅お風呂編
2003/09/29(月) 芸人家庭訪問すごろく85分スペシャル 23:15-24:40

タイトルロール
今回の内村プロデュースは芸人家庭訪問すごろく85分スペシャル! 芸能界を震撼させるこのお騒がせ企画がスペシャルバージョンで初見参!! 内村達の傍若無人な行動が更にパワーアップし所構わず暴れ回る 今まで見る事の出来なかったスーパーアイドルのお宅から芸人宅まで人の迷惑顧みず勝手に突撃訪問 更に芸人宅を脅かすナゾの地獄カードの正体とは一体!!

いつもの楽しい仲間たちは、内村、三村、大竹、ふかわ。アシスタントは安めぐみ。
祝!山本P退院記念(水ぼうそうで一時意識不明の重体、2週間の入院)芸人家庭訪問すごろくSP
すごろくボードには有名芸能人の名前とその自宅で行わなくてはならない内容が記されている 毎回ルーレットにより行く先を決め突然家庭訪問!今回はゴールすると一風変わったご褒美が待っています

今回のマス目内容
いつも行く事の出来ない超有名人宅や今まで実現していなに項目を織り交ぜ 差に女優さんなどのお宅なども最初からマス目に入っています
1 大橋巨泉宅 家財まるごとHOWマッチ
2 レッド吉田宅 5文字大喜利
3 ふかわりょう宅 ネコ20匹放し飼い <3度目の正直>
4 神田うの宅 UNO大会
5 南原清隆宅 ウンナン漫才披露

はじめはルーレットナンバー「3」!
内村「ついに夢が実現しました。捨てマスみたいに書かれてたけども、やっと今回、スペシャルということで」
ふかわ「ウソォー。物とか倒れてホント、イヤなんですよ」
この後とんでもない惨劇がふかわ宅を襲う!!
ふかわ宅到着
大竹「よく来ますね、ここ」<馴染みの家>
三村「オレ意外とここ好きかもしれない」
内村「ルーレットが出た時点でスタッフが気を利かして放してある」<ネコ放し済み!!>

ネコ捕獲ニャン匹ゲーム
扉を開くと、ふかわさんの部屋はネコたちに占拠されていました。すでに室内は荒らされてます。ネコの数を数えながら捕獲し、檻の中に入れていきます。1匹目はシルバーの毛並みのいい大人しいネコ、2匹目は小さな子ネコ、3匹目は威嚇するネコ。
N「こうして走り回るネコたちを何とか捕獲していくのだが、なんとここで問題が発生。ネコが次々と檻から脱出。収拾がつかなくなったため、ここでルールを変更。数えるだけにしたのだが」
18匹いることを確認。残り2匹は?
N「このあと内村たちはとんでもない場所でネコを発見したのだった」

ふかわ「あと2匹どこへ行った?」
安「なんですか、この音」
三村「ほかの部屋ってこと、これ」
内村「シャワーの音、聞こえない?」
<ネコがシャワーに?>
ふかわ「(気づく)いやもうあれだよ(笑)」
三村「ネコ、シャワー?」
ふかわ「いや、あれネコじゃないでしょう」
大竹「ネコがシャワーあびてんだよオマエ」
三村「シャワー室、行ったほうがいいんじゃねーか」
大竹「化け物ネコが」
ふかわ「うわぁもう」

シャワー室の前
三村「あれ、完全にいるな誰かが」
<嫌な予感>
ふかわ「前にもこの場所で…(笑)」
内村「じゃ、ちょっと見てみよう」
安「はい」
内「シャワーしてるネコがいんのかな」

登場
シャワーカーテンあけると、おお!有吉さんの後ろ姿!裸でシャワーの真っ最中です。からだ丸めて脇かためて猫手でシャワーハンドル操作しています。
内村「おい、ネコ」
ネコと呼ばれて振り向いたネコ、その顔はまさしくネコ!猫メイク初披露の瞬間です!
<怒ってます。> 大胆な猫メイクで驚いたような表情ですが、見ているほうも驚きです。
大竹「出てるよ、出てるからオマエ」
安「(みんなの後ろから)なにが出てるんですかー?」
三村「アイツなんだアイツ」
ふかわ「なにやってんだよ」
内村「アイツあつそうだったよ」と、みんなに報告。
大竹「出てる出てるから。(笑いながらイヤンと胸を押さえるネコ有吉さんに)隠すとこ違うだろ」
内村「下おさえりゃいいじゃねーか」
三村「下だよ下」
有吉「あ〜ついな〜」浴槽の淵に腰掛けます。
大竹「あれ有吉だな」
ふかわ「あいつなんなんだよー」
三村「有吉ここ住んでんのかな」
安「やだー!」
有吉「出ていい?」
三村「あつかったからな」
大竹「19匹目だ」
三村「ネコは裸だからなー」
ふかわ「おい、ウロウロすんなよ。(ふらふらよろめき出てきたネコ有吉さんに)おまえネコじゃねーんだから。おい、オマエひとんちで」
<マジのぼせ>床の上に仰向けでひっくり返るネコ有吉さん。
大竹「あいつバカなんだ」
ふかわ「タオルとかさ」
三村「バカだよバカ」
ふかわ「おまえ、ほらアワがさー」
安「(接近するネコに)キャー!どっか行って!(しっかり見つめつつ)」
ふかわ「おまえ最悪だよ」
<退散。>這って退場するネコ有吉さん。
三村「おまえ信じられないなー」
ふかわ「おまえ最低だぞ」
内村「とにかくこれで19匹目だ」

以上、衝撃の初登場の回でした。


第2回 日村宅サッカー編
2004/03/22(月) 芸能界無礼講すごろくSPをプロデュース 23:15-24:40

第3回 ふかわ宅お風呂お犬編
2004/05/17(月) 祝!引っ越し記念ふかわ宅をすごろくをプロデュース

第4回 ドッチボール編
2004/07/19(月) スーパー小学生に勝利するをプロデュース

第5回 レッド宅お風呂編
2004/08/30(月) 芸能界無礼講すごろくスペシャルをプロデュース 23:15-24:40

第6回 若手芸人『猫男爵』編
2004/09/13(月) 若手芸人下克上をプロデュース


◆『お風呂に歴史あり』〜人間だったころ〜

第1回 ふかわ宅お風呂で歯ブラシ編
2003/04/28(月) 芸人魂チェック隊〜抜き打ち家庭訪問をプロデュース

第2回 有吉宅だるまさんが転んだ激闘編
2003/08/25(月) 芸人家庭訪問すごろく2をプロデュース


*お風呂場の『猫』は、なかなか人間の言葉を喋りません(だって猫だから)。記念すべき猫語の始まりが『あ〜ついな〜』と『出ていい?』という実に素朴なもので、初々しいです。そして『猫男爵』と呼ばれ、外に出て猫摩呂レポーターになったり、猫漫談をするようになりました。進化する猫です。

(2004/12/03記)




その13 『内村プロデュース』(テレビ朝日)2004/09/13(月)23:15-24:10
      〜若手芸人下克上をプロデュース〜


タイトルロール
お笑い戦国時代 真っ只中 打倒内P軍団を掲げ 怖いモノ知らずの強力若手芸人達がやって来た! 今夜は若手芸人下克上をプロデュース! 次々と仕掛けて来る 若手お笑い奇襲攻撃に内P軍団も負けじと応戦! しかし その熱きバトルの果てに 遂には内P史上初の退場命令が下される! 果たして 内Pお笑い戦国史にその名を刻む芸人は現れるのか? 今 戦いの火蓋が切って落とされる!

◆内Pお笑い秋の陣が勃発! 敵に不足ナシ! 内P軍団いざ出陣!

内村「こんばんは、内村プロデュースです。すばらしい入道雲、夏まっさかり。<えっ?> いや、もうすっかり秋です。(三村「どっちだよ」の声)<軌道修正> みなさん小さい秋は見つけましたか。<ポエマー> というわけで、今回もおもしろおかしいヤツらが不思議なステップで登場です。どうぞ!」

内P軍団 三村 大竹 有田 ゴルゴ レッド ふかわ
いつもの6人の面々が、それぞれ素敵なステップを踏みながら登場です。

内村「お、来ましたね。もうすっかり秋ですな。<脳天気。> 本日のアシスタントはぶっちぎりの最多出場ハラフミです」

本日のアシスタント 原史奈

内村「オマエたちはダメだー!<恒例の> 昨今のネタブームで若手芸人たちが台頭してきているのに、なんだ、その緊張感の無さは。というわけでね、今回はキミたちと戦わせるべく成長著しい若手芸人たちを呼びました。では若手芸人たちも不思議なステップで登場です。どうぞ!」

◆超強力若手芸人が内P襲来!

若手軍団 品川・庄司 有吉 次長課長(河本・井上)
おなじみの人たちを含む若手芸人5人、こちらも各々素敵なステップで登場です。有吉さんは5人目、いちばん最後に、たのしいステップで現れました。猫顔ですが、衣服(地味めの紺色の細かい水玉みたいな地模様の半袖シャツにGパン)着用。ドッチボールのときも猫顔で服ありでしたが、このときはネコ耳なしでした。今回はきちんと頭にネコ耳を装着です。猫メイクは猫の威厳に満ちています。

順番にご紹介。品川庄司は、ちょうど通りかかったお豆腐屋さんのラッパにジャマされました。次長課長は、酔拳より定食屋の店員のモノマネ「そうは酢豚の天津丼!」披露。そして

内村「そして最後は、なんと猫男爵」
有吉「実はワガハイもですね、けっこう…(いっせいに「ワガハイ」に対するツッコミ)<化け猫> どうぞよろしくお願いいたします。(一礼)」

内村「本日は約3ヶ月ぶりの、この企画でございます。若手芸人下克上をプロデュース」(拍手)
原「いまから内P軍団VS若手軍団で、いかに素晴らしい、使える芸人さんかを見分けるべく、真剣3番勝負をおこないます。最終的に使えない芸人さんは、本気でメンバー入れ替えを行ないます。みなさん、がんばってください」
N「なお今回も番組の随所で、若手芸人ネタ見せタイムを実施します」<くじ引きで1組ずつネタ披露>

◆若手ネタ見せタイム 次長課長(結成11年)

◆面白お宅 実況中継対決 UNNニュース

N「リポーターとして中継先へ行き、キャスターの内村Pから突然振られるお題に沿って、2分間の面白おかしい実況リポートに挑戦していただきます」
内村「若手芸人のみなさんはコンビで挑戦ということで、もちろん有吉は1匹で」
有吉「はい、お願いしまーす」(猫手の構え)<キャラ探り中>

トップバッターは有田。
N「初挑戦の有田リポーター」 <リポーター 有田哲平>
内村「続いてはお宅拝見のコーナーなんですけども、3億円の豪邸に行っている有田さんを呼んでみましょう。有田さーん」(略)

熱血有田レポーターに続いて、次長課長。
N「次長課長がコンビでリポート」 <リポーター 次長課長 井上聡&河本準一>
内村「さ、ここで緊急ニュースです。殺人現場の次長課長さん」
河本「はい、三笑亭夢之助でございます」(略)

N「大竹リポーターにはこんなお題が」 <リポーター 大竹一樹>
内村「つながってるんで呼んでみましょう。忍者屋敷に行っている大竹さん」
大竹「どうも夢之助でございます」(略)

内村「じゃ続いて(くじを引いて)有吉!」 <若手軍団 挑戦者 有吉>
有吉「(立ち上がる、腕組み)」<素。>
庄司「先輩だからねー」
三村「存在消してたよ」
内村「(笑)」

N「緊張の中、猫男爵が挑戦」 <リポーター 有吉弘行>
内村「日本最古のお宝が眠る、美術館に行っている有吉さーん」
家の前で丸くなって横たわって寝ている有吉さん(猫手)。<日向ぼっこ?>
内村「有吉さーん」
有吉「はい、あい。はいはい(起きあがる)」<老人?> 寝起きのような声です。
内村「レポートのほう、よろしくお願いします」
有吉「あ、はい。どーもー、ネコマロでーす」
内村「(笑)人間になっちゃった」

家に入って行くと、玄関に鉢植えの観葉植物があります。
有吉「あ、こちらに何やら古そうな…。これですかね、お宝は」と、植木鉢の土を手に取り、食べます!<過ぎた行為> 「あー」「やだー」「食っちゃった」と、驚き呆れてざわめくスタジオ。
有吉「(もぐもぐ噛みしめて判断)これは土ですねー、土です」やっぱり土でした。
<ドン引き>ドン。(有田「口の中の土なんとかしろよ」)

階段を上がって2階へ。猫らしく猫手で登って行きます。(「あ、猫出てきた」)<思い出す>
有吉「さあ、そしてこちらにはお宝があるとは思うんですけれども。はいはいはい…」
座卓でお茶を飲んでいる中年女性のかたわらを通り過ぎ、(大竹「人を無視だからね」)
有吉「これは!これが…はあはあはあはあ(納得)日本最古のお宝。(小さな屏風ふうの錦絵のような置物を手に取り)いやーすばらしいお宝でした。以上です」(「口が…」)
<新スタイル> みずから簡潔に完結させました。
内村「終了!ゼロポイント!ゼロポイント!ゼロポイント!」気持ちのいいくらいゼロポイント連呼です。

洗面所でボトルの水(うがい水か消毒液か、用意してあったのかなあ)でウガイをしている有吉さん。「ゼロポイント」連呼を聞いて思わず途中で水を噴き出します。からだ震わせて笑っています。
<笑わない王>ドンドン。(有田「最悪だアイツは」)

N「そしてこのあと、若手軍団をさらなる悲劇が襲いかかる!」
N「若手リーダー品庄のリポート」 <リポーター 品川庄司 品川祐&庄司智春>
内村「東京新名所前にいる品川庄司さんにレポートしてもらいましょう。お願いします」
いろいろあって、再三にわたる品川さんの尻出し大暴走に、ついに内村さんから退場命令。
N「ということで品庄、イエローカード累積2枚で退場です」

◆若手ネタ見せタイム

内村「さ、やってまいりました、ここで2組めのネタ見せタイム! 品庄これ1回休みということなので、(くじを引いて)有吉!」と、指名されて、「ん?」ぽかんとした感じで座ったままの有吉さんに、おいおいガンバレよ、と全員立ち上がって激励。
N「猫男爵有吉による猫漫談です」 <有吉弘行 芸歴11年>

有吉「(深々とおじぎ)えーどうもよろしくお願いします。猫漫談でおなじみの、猫でございますけども、いやーしかしニャンですなあ、暑いですね、今年の夏はほんとにねー、熱射病で倒れた人も大勢いらっしゃるんじゃないかと思いますけれども、わたくしも例にもれず倒れてしまいまして、1週間ほどネコんでしまいました。…ネコだけにね」
<ダジャレ芸?>
有吉「ん〜♪ニャタリ〜
内村「(笑)クッションだ、クッション」
有吉「わたくしもねー、まあ猫でございますから、サカリをむかえますから、ニャンニャンしたいんですよねー。でこのまえ渋谷のほうでナンパをしたんですよ、おねえちゃんボクとニャンニャンしない?なんてね。そしたら女の子がキャーッと!キャーッと!キャーッち。ニャーニャー言うておりますけれども。えーおあとがつかえております。ではこのへんで」
<強引に> 「つかえてないよ」の指摘多数。<ガラ空き>
有吉「つかえてますよ」「つかえてないから」の圧倒的な声。
<大混乱>
有吉「(うつむき加減で)…猫です。犬がボクを追いかけてきます…(哀愁)」
<どこかで…>
大竹「あれ、ヒロシだ」
内村「パクリじゃねーか(笑)。ゼロポインツ!」 <有吉ゼロポイント>
N「内Pお笑い戦国下克上はさらに激しさを増す!」

◆お笑い芸人どっきりリアクション対決

◆若手ネタ見せタイム 品川庄司(結成10年)

◆最終対決 アドリブコント対決

ルール 内P・若手に分かれ、くじ引きしたシチュエーションで4分間のコント披露 今回は条件として3つのキーワードをコント内に盛り込む 内村Pは内P軍団に参加 両チームからくじ引きで1人ずつメンバーをトレード (庄司が内P、有田が若手へ) まずは先攻、若手軍団 コント設定は「お見舞い」

N「コント内に盛り込まなくてはいけないキーワードは大ゲンカ、腹痛、そしてセリフの『そんなバカな』、以上の3つ。用意された設定は、入院患者2人を含む計5人の登場人物。短い時間の中で、内容の打ち合わせ、着替え、メイクをこなさなければならないハードな挑戦! 果たしてどんな世界が生み出されるのか?」
打ち合わせ中の5人、有田さんが話しているのを他のメンバーがまじめに聞いています。
内村「まいりましょう!ヨーイ(笛)」

START
BGM Amazing Grace  登場人物 医師(有田) 看護婦(品川) 入院患者・老人(井上) 入院患者・男の子(河本) その母親(有吉)

病室に医師が看護婦を従えて入ってきます。
有田「元気でやってますか。井上さんはもうどれくらいでしたっけ、入って」
井上「もう8年になります」
有田「なんでしたっけ、病名は」
井上「病名は…ダッキョウです」<不治の病?>
有田「脱臼だよ。坊やはいくつだっけ」
品川「坊やは8歳」
有田「どうしたの、これは」
河本「虫歯。(足に大きなギブス)これは元からだよ先生。これでまた長いこと入院させようとして。そうは酢豚の天津丼だぜ」<いつ何時も>
ここで医師と看護婦の『大ゲンカ』が始まります。
品川「冗談じゃないわよ。最近ぜんぜん連絡くれないじゃないのー」<新展開>
有田「ここで言うことじゃない」と、看護婦の腹にパンチ。
品川「おなかが痛い」と、『腹痛』 <強行突破>
井上「先生ちょっと待ってくれ。さっきから聞かせてもらったが、あんたワシだけやって言うたやないか」
有田「どういうことだ」
河本「そうや」
有田「坊やちょっと黙ってて」
河本「坊ややあらへんがな、大人や。<何でもあり> ワシの童貞うばったのオマエやないかい」
有田「どういうことだ」
品川「あたし、もうわからない」
そこへ、猫顔でオバサンカツラのお母さん登場。
有吉「ちょっと聞かせてもらいまひたえ」<まひたえ?>
有田「お母さんちょっといまね…またあとでね」
有吉「お母さんじゃないでしょう、あたしのからだ通りすぎといて。アンタもや、おじいはん。<極妻?> アンタもわたしのからだを汚したんやないの」
河本「ちょっと、ウチのかあちゃん…」
有田「オレね、ほんとにあの人知らない。あんなヘンな顔した人とそんな関係になるわけない」
品川「どうなの、おじいちゃん」
井上「ボクもぜんぜん知らへん」
品川「みんなそうやって言ってるじゃないのよ」
有吉「(なんでそんなテキトーなこと言うんですか、と追い詰められて)なによー、なんなのよ。(手がオナカの下あたりに)<黄色信号> みんなして…、『そんなバ、カ、な〜!』」(孤軍奮闘の叫び)
<あれっ…>

全員「ありがとうございました」
終了。

内村「反省点はないの?」
全員「全然ないです」<きっぱり>
内村「じゃあ30ポイント!」
全員「わーい!」(拍手) <若手軍団30ポイント>


*猫顔極妻お母さんは迫力でした。テレビで1人だけ舞台メイクで、そこだけ異空間。「まひたえ」にノックアウトです。また見たいです。猫漫談もまた聞きたいです。ニャタリ〜。

(2004/11/17記)




その12 『内村プロデュース』(テレビ朝日)2004/08/30(月)23:15-24:40
      〜芸能界無礼講すごろくスペシャルをプロデュース〜

タイトルロール
芸能界を震撼させた あの企画が帰って来た! 芸能界無礼講すごろくスペシャルをプロデュース!! 傍若無人な内Pメンバー達が芸能人の自宅を突然襲撃! 人の迷惑顧みず所狭しと暴れ回り 生けにえとなる芸能人の悲鳴がこだまする! 若手芸人達も参戦し そこはまさに笑いのワンダーランドと化す! さらに超VIPの自宅にも乱入! 今夜芸人魂が大爆発する!!

というわけでオリンピックの興奮さめやらぬ時の放送、お笑い界の「日の丸戦士」登場です。内村さんに続いて、三村さん、大竹さん、有田さん、ふかわさん、アシスタント山本梓ちゃん。85分スペシャル。

ルール すごろくボードには様々な有名人と その自宅で行わなくてはならない内容が記されている 毎回ルーレットにより行き先を決めて 突然家庭訪問

すごろくボード *あくまでルーレットで決定します
1.関口宏宅 どっち?ボール大会
2.ダチョウ倶楽部・寺門ジモン宅 自問自答
3.篠原涼子宅 納涼肝試し
4.バナナマン・設楽宅 しりとりしたら・・・
5.土田晃之宅 祝新築!カラオケ大会

ルーレットナンバーは「4」!
<設楽宅はバナナ御殿であった!バナナマン・設楽杯争奪 しりとり大会>
そして、若手芸人ネタ見せタイム。(近所迷惑)

次なる、すごろくボード
7.Dr.コパ宅 花火でコッパみじん
8.TIM・レッド吉田宅 オレの家庭自慢
9.上戸彩宅 ウエットスーツ早着替え
10.ガッツ石松宅 OK牧場で乳搾り

チャンスカードから「8」へ!
<今回遂にレッド吉田邸を大公開>
以前のハウススタジオとは違って今日は正真正銘のレッド宅です。ついにネタ工場潜入に成功。
N「内Pメンバーの突然の訪問に半ば諦め気味のレッドであったが、青森県出身の奥さんの実家から送ってもらったというリンゴづくしでメンバーたちをおもてなし」

ルール 公共の電波を使って思う存分 家庭自慢をする

レッド「いちばん恥ずかしいですよ」
三村「こんなチャンスがなきゃ家庭の自慢なんかできないぞ」
大竹「だれかに見てほしいからキレイにしてるわけだから」
レッド「でも基本的にはボク、自慢するものがないんですよ、本当に。わかりました。まず一つ目いきましょうか<ノリノリ>みなさんの横にある窓、広いですねーこれ理想なんですよ、おっきな窓がほしかったんです。見て下さい(カーテンを開いて)はい、向こうのマンションから丸見えです。ドンマイドンマイ(カーテン閉める)」
N「ここからレッドワールドに突入です」

レッド吉田・長男 麟太郎くん(小学1年生)登場。父子の野球特訓(用具はオモチャ)が始まります。
N「(BGM・巨人の星)ではレッド吉田のスポ根ドラマをご覧下さい」
6畳の和室で、父がボールを投げ、息子がバットで打ち返します。ボールは、お客陣めがけて飛んでいきます。こわい。あぶない。
N「以上、レッド吉田の熱血劇場でした」

レッド「もうひとつ紹介したいところがあるんです、お風呂が」
<とっておき?>
大竹「お風呂こだわった?」
レッド「こだわりました、これだけは。広い空間でボクお風呂に入りたかったんで」
三村「風呂にだいぶカネかけたんだ」
レッド「そうなんです。それをちょっと見ていただきたい最後に。よろしいですか、ありがとうございます」
全員お風呂場へ。
N「このあと、レッドを予想外の出来事が襲う!」

レッド「自慢のお風呂がここです!」
内村「わぁっ、でかいなあ」
レッド「はい、そうなんです」
大竹「よさそうだよ、これ。ご紹介して」
しかし、浴室のすりガラスの向こうに怪しい気配が。
<まさか!?>
一同「あれ?」
大竹「ちょっと待って、いまシャワーの音がしたよ」
レッド「(浴室の扉をあけて中をのぞく)オマエなにしてるんだよ、オマエ!」
みんな口々に「有吉だ」
レッド「有吉しかいないですよ」
果たして、大量の白い泡に埋め尽くされた浴槽の中からシズシズと出現したのは
<神出鬼没>ゴーーン。
内村「あ、猫男爵」

<ネコ男爵 有吉弘行>

ついに待ちに待った有吉さん登場です!濡れてもへっちゃらの濃いメイク。目元ぱっちり、鼻筋が通って、額と頬に大胆なライン、くるりんヒゲ。ピッチリ髪で、まさに「男爵」と呼ぶにふさわしい男前猫です。
内村「(笑)ハハハハ…猫男爵」
三村「きょう、ここにいた」
大竹「いたー!」
猫男爵「(入浴中に発見されて)もうやめてくださいよ」と、浴槽から泡だらけで出てきました。いつのまにかネコ耳をはやし、無邪気に『仁王立ち』です。
内村「ダメだ猫男爵、出てる出てる」
三村「出てるよー」
ここで初めてハッと気づく猫男爵。決して人前に出してはならぬ大切なものが、あろうことか、出ていました。あわてて『胸』を両手で隠す恥じらい深い猫男爵です。
三村「(隠すのは)下、下(の方)」
内村「下、下、下」
<モロ出しです。>

有田「(手招き)猫男爵、ソファのほうに行こうよ」
猫男爵「あ、はい」と素直に、びちゃびちゃ濡れたまま浴室から出てきました。床もびちゃびちゃです。
レッド「そのまま行くなよ、そのまま。おい!(かまわずリビングのほうへいく猫男爵)オマエ、アホか」

デンと赤い革張りのソファ(二人用)に、手足広げてお座りになられる猫男爵(楽しそう)。
<裸の王様>
床の泡をせっせとタオルで拭くレッドさん。
レッド「オマエそのまま座るなよ(と、ソファから猫男爵をどかして拭く)」
<びしょびしょ>
レッド「(ソファを拭く)あーもうー」
N「さらに猫男爵の悪行は続く!」(BGM・仁義なき戦い)

猫男爵「(畳で遊んで来いよ、の声に)いいっすか?」(ふかわ、有田、大竹、畳のほうを指さす)
レッド「あかんて!オマエ(あわてて止めに行く)」
<自由奔放>

猫男爵、畳の上に軽くスライディングで腹這いになって、進んでいく。ちょうど畳の上にカードが散らばっていて…、そして子供の泣き声が。
内村「あ、塁ちゃん泣いちゃった」
レッド「塁、泣いた」(ベソをかく男の子)

N「次男の塁くんが号泣!猫男爵退場です」

あのメイク、あのサイズの猫には、なかなかお目にかかれません。きっと猫男爵も、みんなと仲良くしたかったんだと思うよ。お風呂上がり、よい子のみんなはちゃんとカラダを拭こうね。カゼひくぞ。

(2004/11/07記)

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