レビュー7 


その17 『内村プロデュース』(テレビ朝日)2005/04/11(月)23:15-24:10
      〜春だ!正義のヒーロー大集合をプロデュース!!〜

→感想ブログ・フェアリーフライ・05/04/13

タイトルロール
現代の闇に巣くう悪に 敢然と立ち向かう男たちが 彗星の如く内Pに現れた!! 春だ!正義のヒーロー大集合をプロデュース!! たるんだ身体にムチを打ち この混沌とした世界に笑いと感動を振り撒く 真のヒーローの正体とは? 夢と希望を胸に抱き 今夜も彼等は悪と戦い続ける! 果たして正義のヒーローは必殺技のお笑い光線を駆使し 世界の平和を守る事はできるのか!? 春だ!正義のヒーロー大集合をプロデュース!! 今夜 現代の救世主が内Pから誕生する!!

◆冒頭 producer内村光良の挨拶
内村「こんばんは、内村プロデュースです。いやあ春ですねー。もう春だからだといって浮かれている場合ではありません。こうしている今も、巷では悪い奴らが暗躍しているんです。そこで今回は、こんな現代に足りないもの、そう正義のヒーローを内Pから誕生させたいと思っております!今回は題して『春だ!正義のヒーロー大集合をプロデュース!!』 さあ、そろそろ準備ができたようなので、さっそく正義のヒーローに扮した陽気な大人たちに登場していただきましょう!」

◆ヒーロー登場
1.ガッチャマン「あるときは5人、あるときは1人、実態を見せずに忍び寄る白い影、正義の影武者、科学忍者隊、その名もガッチャマン!」
2.キャシャーン「たった一つの命を捨てて、不死身のからだ、鉄壁の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンがやらねば誰がやる!」
3.赤影「仮面の忍者、赤影参上!」
4.コブラ「俺の名はコブラ。このサイコガンの中には恋の数だけ玉が入ってるんだい。ダダダダダダダ」
5.マリオ「おう、ボク、マリオー!マンマミイヤー!」
6.正太郎「飛べ、鉄人! 戦え、鉄人!」
内村「6人の正義のヒーローに集まっていただきました。今回よろしくお願いします」

正義のヒーロー's ヒーローFile
No.001 スーパーマリオ 三村マサカズ。「腹の出具合が非常にマッチ」<ハマリ役>
No.002 仮面の忍者赤影 大竹一樹。「かっこいい」<モタモタ忍者>
No.003 コブラ 出川哲朗。「マカロニほうれん荘のキンドーさんみたい」
No.004 科学忍者隊ガッチャマン 品川祐。「本物のヘルメットです」
No.005 新造人間キャシャーン 庄司智春。「衣装ピチピチ」
No.006 鉄人28号正太郎君 ふかわりょう。「腹話術の人形」

アシスタント 山本梓 忍風戦隊ハリケンジャーのフラビージョ(宇宙コギャル)

◆正義のヒ−ロー適性検査T 正義のヒーローアフレコ

◆正義のヒーロー適性検査U 究極の必殺技対決
ルール 正義のヒーローならば必殺技を持っていて当たり前 怪獣と戦いその対決中にトランポリンを使って格好良く必殺技を決める 尚後でその必殺技をスロー再生しておもしろければ10ポイント

内村「では皆さんに戦ってもらう怪獣がスタンバっております。相手の怪獣こちらです、どうぞ!」
緑の草むらから(大竹「セットすごいな」)現れたのは全身緑の恐竜系怪獣、長く太い首に穴があって、そこから顔が出ています。<もしや…>
怪獣「はあ〜あ〜は」これが怪獣の声です。威嚇する叫び声、というより明らかに脱力しています。<やる気なし>

今回の敵 凶悪怪獣アリヨシドン

補足ルール 対決の前に必殺技の名前どんな技かを発表 *その通りの必殺技に挑戦して頂きます

1.マリオ
N「マリオ三村考案の必殺技『グルグルクロスチョップグルグル』とは」
内村「身体に気をつけて…用意スタート!」
怪獣のボディにパンチ、腕を絞め、顔にパンチして、怪獣の頭がズレるといっしょに直してくれる優しいマリオ。
マリオ「よーし、これを受けてみろ!」と、必殺技へ。トランポリンで飛ぶも手前に着地、軽く胸を押して<チョン。>怪獣はそのまま後ろへ倒れる。
スロー再生。「押しただけじゃん」「着地で勢いなくなってますからね」
内村「一応倒れましたんで、10ポイント」

2.正太郎君
N「正太郎君こと、ふかわ少年の『ムーンサルトかかとおとし』とは」
内村「さ、正太郎君が鉄人の力を借りずにみずから、子供ですけども。見てみましょう、どうぞ!」
<怪獣対子供?>
怪獣「は〜あ」と、ダルそうだが、正太郎君を叩いてやっつける。
内村「怪獣、強いよ。怪獣強い」なにしろ怪獣の手はデカい、倒れるのは正太郎君のほう。「必殺技を受けてみろ」と、立ち位置を確認して挑むが・・。
スロー再生。正太郎君は高く飛ぶが届かず、マットの上にお座り。手を差し伸べる優しい怪獣。「助けられましたね」「楽しそうですね」
内村「(必殺技が)当たってれば効いたかもしれない、10ポイント」

3.キャシャーン
N「キャシャーン庄司の必殺技『ムネムネ胸筋アタックムネムネ』の威力とは」<肉弾戦?>
内村「これ、すごそうですね。アリヨシドンもビビってるかもしれません」
怪獣「(頭を下げて休憩中)」<限界?>
内村「(怪獣は)疲れてますね」
バシバシパンチを繰り出すキャシャーン、必殺技は足元への<顔面アタック?>。
三村「意外と(ジャンプが)低かった」
内村「(倒れたまま動かないキャシャーンへ)帰ってこーい!」
スロー再生。内村「あのね、怪獣のフレームアウトかわいいですよ、見て下さい。怪獣が押されて〜」ふわーっと後ろへ倒れ画面から消えていく。
内村「あれでやっつけました、10ポイント」

4.赤影
N「伊達影さん大竹の必殺技『スピード&無関心』そのマッハな動きに注目」
刀で斬られまくる怪獣。必殺技は不発で、怪獣を押し倒して頭をパシパシ叩く。
スロー再生。「全然なにもしていない」「オカマ」
内村「ひどいですよ、これは(笑)。0ポイント」 大竹「おかしいなあ」 内村「ああ、くだらねえ」

5.ガッチャマン
N「ガッチャマン品川の必殺技『プリプリプリティーヒップアタックプリプリ』とは」<危険度レベル5>
怪獣「<ZZZ?>」
ガッチャマンはボクシングの構えでパンチを浴びせる。<格闘技練習中>。必殺技は飛距離充分の跳び蹴りだが、怪獣はこれをよける。よけてシリモチをつく。
スロー再生。内村「怪獣がよけまして」「怪獣が弱いんだよな」「ヒーローっぽい」
内村「怪獣は必殺技なしでいけますね。10ポイント」

6.コブラ
N「人間の限界に挑戦、コブラ出川の必殺技『スクリュードライバー』をとくと見よ」
パンチの連続。<カミカミヒーロー>。必殺技は<2段飛び?>失速。
スロー再生。コブラ師匠のショータイム。師匠が飛び込んで行ったところを、怪獣が手を出して受け止める。出川「スキリューの風で倒れた」「全然ダメだ」
内村「0ポイント」

以上、6人のヒーローの必殺技が終了して、怪獣が首から上を外して登場。

怪獣アリヨシドン 有吉弘行

有吉「どうも」
内村「アリヨシドンは、どの必殺技が」
有吉「いや、全員なんですけど、足をすくってきます」<集中攻撃>
大竹「あー、足元に来ちゃうんだ」
有吉「はい」
大竹「直撃がないんだ」
有吉「直撃は、いっさいなかったですね」
内村「見てくれ的にいちばん良かったのは誰ですかね」
有吉「いちばんボクがやられるなと思ったのは、えー…キャシャーンですね。キャシャーンこわかったですね」
大竹「胸から来たヤツね。あれ、こわかったね」
内村「赤影はどうでした」
有吉「赤影は…もう飛んだ瞬間に、あ、これ来ないな、というのが大体わかりました」<眼中なし。>

N「アリヨシドン、本当にお疲れさまでした」

*汗だくの有吉さんで、一仕事終えた男の汗は、かっこよかったです。怪獣のカラダはヨロイみたいなもんですから、サウナスーツ以上の発汗量だと思われます。終わった後の実感のこもった落ち着いた感想も良かったし、『アリヨシドン』という怪獣の名前も、ストレートで良かったです。存在感のある怪獣で、とても面白い対決でした。

(2005/04/17記)





その16 『セクシーパチンカー LOVE WING』(スカパーch.754全日本パチンコパチスロ情報局) 2005/02/25(金)15:00-15:25 〜三重テレビ2005/2/18(金)24:30-24:55放送分〜

N「セクシーパチンカーLOVE WING リーダーの山田誉子、通称タカちゃん。そしてサブリーダーのもちづきる美、通称るみるみ。この二人、ホール荒らしを名のる怪しげなタレント軍団からWING GROUPを守るために結成されたセクシーパチンカーユニット。勝てば天国、負ければ地獄。最強パチンカーとしての意地とプライドを賭けて、きょうもバトルが繰り広げられる」

第33話 やって来た無銭野郎の巻

<ホール荒らし31号 有吉弘行>
お店の前、ふらりと現れた有吉さん(大門サングラス着用)、歩きながら
有吉「よっしゃ、だいぶ交通費もかかったし、きょうはここでちょっと稼いじゃおうかな。荒らしちゃおう、荒らしちゃおう」
るみ「おーい、待て」
有吉「あら、なんっすか」
るみ「なんっすかじゃないですよ。あなたは誰だ。っていうか、あらそおう?」
有吉「かなり、あらそおうかなって思ってね」
るみ「荒らさせません!LOVE WING〜(ポーズ、キラキラ画面、黒い免許証入れみたいなのをかざして)」
有吉「(メガネはずして)ラブウイングってなに」
るみ「LOVE WINGってお店の名前よ(と、看板を指さす)」

<ラブウイングはホール荒らしに来るタレントたちと戦うセクシーパチンカー。>
有吉「あ、ウイングを愛するってことですか」
<ウイングが負けた場合、ウインググループは甘釘台を開放しなければならない!>
るみ「用心棒です、ワタクシは」
有吉「用心棒ですか、ちょっと見せてもらえます?(と身分証明証の写真を拝見)」
るみ「はい」
有吉「なんですか、この写真」
るみ「20代の写真」
有吉「かなり違ってますけどねえ」
るみ「もう33になってしまいましたからね(笑)」
有吉「(笑)」
るみ「笑ってる場合じゃないですね」

WING GROUP
N「パチンコファンに夢と感動を与え続けるWING GROUP。その中から今回バトルステージとなるのは…。今回のバトルステージは安芸郡河芸町にあるWING河芸店。清潔感ただよう店内、ちょだまプレーもできるなどの嬉しいサービスがいっぱい。パチンコするとともにお得なシステムで遊戯でき、出玉大爆発で営業中だ。今回紹介するのは、CR新世紀エヴァンゲリオンSF、一大ブームを巻き起こした大ヒットアニメがパチンコに。突然確変になる暴走モード搭載の爆裂マシーンだ。ウイング河芸店が対戦のために用意したのは158番から163番までの5台。当たりだせば止まらない、打てば納得のデータだぜ。その中から二人が選んだのが161番と162番。この人ほんとうに釘で台を選べるの?」
るみ「ほんとわかるの?」
有吉「(じっと台を見つめて)じゃこれで」
るみ「はい」
有吉「これでいきます」

LOVE WING OFFICIAL GAME
岩石パチンカー・有吉弘行(パチンコ歴12年) VS
ラブウイングサブリーダー・もちづきる美(パチンコ歴16年)

N「さあ、ゆかりちゃん(アシスタント)のかわいいキックで始まりましたラブウイング公式戦。この模様をここウイング河芸店からお送りいたしましょう。実況わたくし確 変太郎、解説には自称パチンコ評論家Kay稲毛さんとのコンビでお送りします」

<略>

るみるみが大当たりを4回出したところで、有吉さん初めての大当たりです。初号機リーチで確変大当たり。
有吉「あ〜よかった!!」
ゆかりちゃん、有吉さんに拍手。
有吉「ゆかりちゃんやったよ俺ー!!」
N「えらいゆかりちゃんに対する態度が変わりましたよね、この人」
K「さっきまで目が冷たかったんですけど」
この後すぐ、るみるみ、暴走モード。ゆかりちゃん、るみるみに拍手。
有吉「ゆかりちゃんは誰にでも拍手するんだな!」
N「そりゃそうだわ、テレビだもん」
K「あたりまえです」

<略>

そして画面がホワイトアウトして有吉さん終了、ガックリうなだれる背中に『残酷な天使のように…♪』が流れる。

<略>

BATTLE END

N「あっと、これで試合終了」
有吉「あー終わりー?」
N「強い用心棒が帰ってきた」
K「そうですね」
N「暴走モードできょうは(るみるみ)大勝利です」
有吉「(出玉の箱を見て)どうですかね、どっちが多いんですかね」
K「いやいや、そりゃもうひとめ見てわかるでしょ」
N「ですよね」
K「どう考えても」
WINNER みちづきる美(大当たり7回、12867個)
N「最初の台選びで、ちょっと差がついてしまったかなという感じかもしれませんね」
K「かもしれませんね、はい」
N「でも有吉選手もちょっとわれわれ見てて期待をさせる展開でしたけどね」
K「もうちょっと打ってみたい台ですよね」
N「そうですね。そういうことで本日はウイング河芸店からお送りしました」

店の外。
るみ「いやー心地いい風だ。勝った」
有吉「…(小声で)どうもすみませんでした」
るみ「いいえ。っていうか、よかったね、自腹じゃなくて。新幹線代あるもんね」
有吉「ほんとですね。もともと3000円しか持っていなかったもんで」
るみ「(笑)」
有吉「もし自腹でやってたら5分で終わってました(笑)」
るみ「終わってましたね。よかった。じゃ、帰り道あっちだからさ、とっとと帰って下さい」
有吉「もう2度と…こういうことは…」
るみ「なんで?」
有吉「生意気なことは言わないで」
るみ「でしょう」
有吉「また、ぜひお願いします」
るみ「いいえ、こちらこそ」
有吉「どうもありがとうございました」
るみ「うん、気をつけてね」
有吉「どうもほんとすいませんでした」
るみ「いいえ。バイバイ」

すごすご帰る有吉さんの後ろ姿。

るみ「しょせん有吉さ、あっはっは(高らか)」

END


パチンコ番組ですからパチンコが主役で、全編実況と解説に貫かれています。対戦中のテレビ画面は、メインがパチンコ画面で、左下の小窓にるみるみ、右下に有吉さんがときどき映ります。

私、パチンコわかりません。わかりませんけど、このパチンコ対戦、有吉さんが弱いんじゃなくて、るみるみが強い!強すぎる!!という印象です。もちづきる美さんは「はしのえみ」タイプのサッパリしたテキパキ実力派です。今までの対戦成績を見ると、リーダーのタカちゃんよりもよい成績の、手強いサブリーダーです。

有吉さんは例によって、悔しそうな顔、シマッタという顔、してやったりという顔、嬉しそうな顔、ガッカリした顔などなど、いい顔からワルい顔まで、いろいろ表情豊かでした。用心棒に退治され、立ち去る姿が哀愁、負けっぷりも素敵です。ラブウイングを盛り上げ、お疲れさまでした。

(2005/04/05記)


BACK