さて、今年もこの季節がやって参りました。俺がもっとも好きなGTです。ってただ相性がいいだけ
なんだけど・・・まぁ、見ていきましょうかね。
掲示板にも書いたから今さら細かいことは書きません。ここは展開を考えてみよう。ようはペース
次第なんだよね。ザッツのアンカツは今回は勝ちに行くそうで。阪神大賞典では、あえて切れ味勝負
を受けてたったみたいで。でも最後は負けたけど、折り合いなどの成果もあった。でも一番の成果は
やっぱりそれじゃあ(フツーにのったら)リンカーンには勝てないということ。前回は受けて立つ競馬
をして負けた。勝つにはスタミナ勝負をしかけるしかない、それで負けたらしょうがない、というレース
を仕掛けるしかないってことが本当に分かったハズです。それだけでもよかったんじゃないかと思います。
あともう一つ、今回は有力馬に先行馬が多い。スタミナ勝負になったら前はキツそうです。そうなって
くると後ろから無欲の馬が突っ込んでくるんじゃないかと。まぁ、ここらへんは難しいところです。
世代間の比較からやっぱり4歳世代が強いことはもはや明白。それに対して後ろから突っ込んできそうな
お馬さんはサンライズジェガー、ファストタテヤマなど5、6歳世代の馬。いくら展開が向いても頑張って
掲示板までみたいな結果も十分ありえるし。難しいねぇ。
次に有力馬の考察。まずはザッツ。上にも書いたけどある程度リスクはある。でもここは仕方ないとあきらめて
本命を。
んでもってリンカーン。勝つとは思わないけど、なんだかんだ3着は堅いと思う。この馬2着も
多いし。対抗にあげても全く問題ない。あっさり勝つかもしんないし・・・でも妙味がないんだよね、
豊が乗ると。
次は二冠馬ネオユニヴァース。不気味だけどね。上の二頭にはスタミナはかなわない。でも実力はあるし
怖いのはデムーロ。先週は改めて外国人騎手の怖さを思い知らされた。騎手の腕で十分カバーは可能。
勝負根性はあるし器用なところもあるからね。ただ問題は母父クリスは完成度が早いタイプなとこ。そこらへん
からもそんなに重い印はうてない。
ロブロイ。←←←問題外。でも善臣をハズしてきたね。ここらへんは評価できる。まぁ、でもないでしょ。
シルクフェイマス。面白いね。父マーベラスサンデーを彷彿とさせる馬っぷり。そして、サクラローレル
的な上がり馬っぷり。そして京都記念からローテはビワハヤヒデと同じ。なんかオールドファンをくすぐらせる
馬だ。
まぁ、こんなもんか。あとはファストタテヤマとサンライズジェガーを絡めていこうかな。三連複が
面白いと思うよん。
1.イングランディーレ(逃げ馬) 3分18秒4 ペースS
2.ゼンノロブロイ
3.シルクフェイマス
4.チャクラ
5.ナリタセンチュリー
6.アマノブレイブリー
7.ダービーレグノ
8.サンライズジェガー
9.カンファーベスト
10.ネオユニヴァース
11.ファストタテヤマ
12.ヴィータローザ
13.リンカーン
14.ウインジェネラーレ
15.ナムラサンクス
16.ザッツザプレンティ
17.ウインブエイズ
18.マーブルチーフ
こんな結果です。驚きを通り越してあきれた。まぁこんなことをボヤいても仕方ないので振り返ってみますか。
まずは勝ったイングランディーレ。怖いね。競馬の基本を思い知らされた。逃げ馬!!それだけで注意。人気薄の
逃げ馬=大波乱、の構図。でもこの馬券は取れないでしょ。コイツはこの後は英GTゴールドC(芝4000m)、
豪GTメルボルンC(芝3200m)に行くらしいです。宝塚に出てきて人気なかったら本命打ってやろうかなぁ
と思ってたんだけど、まっ、いっか。何かコイツが勝ってからしばらくは「なんなんだよっ!!」って気持ちが強かった
けど、こういう風に海外の長距離のレースに出ようってならこの馬が春天を勝った意味があると思えるのでよかった。
最近は長距離レースがどんどん軽視されているのでね、ましてや日本の馬がそれに出るなら快く送り出してやろうじゃないですか。
さて、展開だけど前の馬が結構残ってるね。ロブロイ君も頑張ったみたいだし。河内さんは芝が長いから差し、追い込みの
馬には不利なのかも、みたいなこと言ってたね。横山典の好騎乗もあったけどみんなザッツにやられたカンジだね。ザッツ
が行くのを待ってたら、こともあろうか直線に入って沈んじゃった。これじゃぁねぇ。。。
4強について。ザッツは何なんでしょ。関係者がよく分からんと言ってる以上俺も分かりません。リンカーンは折り合わず。
ネオも距離が長いのか、伸びなかったらしいね。それか3頭みんな揃って2走ボケですかね。
ロブロイは頑張った。俺の個人的な見解だと、厩舎の腕の差かな。やっぱり
藤沢。さずがの一言。まずは騎手をしっかり変えたとこ(笑)。善臣じゃあムリだったろうね。そして
本番に向けてきっちり仕上げてきた。確かに前有利の展開だったけど、4強の中で上がり3ハロン
が一番早かったのはこの馬(35.1、メンバー中4位)。最後はしっかり伸びてるし。次(宝塚)も期待できるね。ちなみにリンカーンは
35.8、ネオは35.3、やっちまったザッツ君は何と36.2。微妙。
この4強にはこれからも名(??迷?)レースを見せてほしいです。取捨選択が難しいところだけど、とりあえず一番
人気のない馬は押さえといた方がいいのかも。微妙。
次に無欲の馬たちについて。ファストタテヤマはメンバー中最速の上がり34.7を、サンライズジェガーは同2番目の34.7の末脚を
繰り出してた。今回は結果には結びつかなかったけど今後も要注意ですな。雨乞いならぬ、ハイペース乞いを陣営はするべきだね。あっ、
でもちゃんとテルテル坊主つけてやらないと雨降ったら意味がなくなる。
シルクフェイマスは父と同じ道を歩んで3着。ますます宝塚が臭くなってきた。
これで次の宝塚記念が難しくなってきたね。ロブロイもいよいよGT制覇が近づいてきたか。全員出るとは限らないけど、このメンバー
にタップダンスシチー、ツルマルボーイ、サイレントディール、ファインモーション、スティルインラヴ、アドマイヤグルーヴ、
可能性は低いけどローエングリン、サクラプレジデント、もっと低いけどアドマイヤドン、後はイキのいい3歳馬なんかが出てきたら
ホントに豪勢なメンツになる。こんなグランプリも見てみたいね。