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新しい時代の人体を語る言葉、ヒトゲノムに関して、私が理解できた事 を記しておこう。
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ヒトゲノム?
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人の体は約60兆個の細胞で出来ている。
その一つ一つの核に23本の染色体が2セットづつある。
染色体は、DNAが折りたたまれたもので、2重らせん構造をしているということはよ く知られている。
このDNAにヒトの遺伝情報がすべて刻み込まれている。
ヒトゲノムというのは、この一セットの遺伝情報のことを言い、30億個の塩基から構 成され、人体の設計図になる。
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今回、人の遺伝子の数は3万〜4万個であり、ヒトゲノムのほとんどが解明されたと 発表された。
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染色体のどの場所にどんな遺伝子が乗っているかは、すべての人に共通しているが 、並び方は、個人によってわずかな違いがある。
これを目印に、病気とかかわりの深い遺伝子を見つけようと研究されている。
現在、6番目の染色体を調べ、尋常性乾癬やベーチェット病に関連する遺伝子が突 き止めれている。
リウマチにかかわる遺伝子も、あと少しで見つかりそうだという。
ゲノムの成果が、くすりの開発に結びついてきたことで、かなり期待が持てそうだ。
あと10年もすれば、良い薬が開発され、治療につながっていくと記されていた。
(朝日新聞・2・13・夕刊より)
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14日(水)
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きのう、友人たちとお茶の会をした。
といってもただ、場所を提供しただけであるが・・・
昼食を食べておしゃべりしていたとき、更年期の事が話題になった。
皆それぞれ年の違いはあるが、そろそろ皆更年期症状がでている。
肩が痛い話になり、結構盛り上がっていた。
そこへ、「痛い痛いと言えるだけいいね!」と言ってしまったので一瞬、場がしらけて しまった。なんだか、痛みの話になってくると、少しひがみが出てくる。
毎日痛みを感じない日はない。ただ、薬を飲んでいると忘れてしまうくらい平気なの で、普通の生活は出来ている。
ただ、ここが痛い、あすこが痛いと言うような事はほとんど言った事がない。
いつも痛いので、言ったら痛みに負けてしまいそうでいえないのだ!
それなのに、人が痛いと言っていると、わたしも痛いのに!と思ってしまう。
そのくせ痛いという一言が言い出せない。
それが、だんだん悔しさに変わってくるのがわかる。
どうして、私はいつも痛みに耐えなければいけないのか・・・。
ごめんなさい。もっと痛みが強い人もいるのに!
普段だったらなんでもないこと、平気で過ごせる事が、ときにいやみな事を言ってし まう。友人も、私がリウマチだと言う事はよく知っている。
いつもは、あまり痛みの話はしないのだが、更年期のことを話している間に忘れてし まっていたのだと思う。
健康な人が、肩が痛い、腰が痛いと大騒ぎをしていると、なんだかいやになってしま う。やはりひがんでいるのかなあ?
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