26日(火)
いままで、鍼灸の事には全く触れていない。
仕事が薬剤師という事もあり、なんだか触れにくかったが、少し書いてみようと 思う。

リウマチで、プレドニンをのみ始めた頃、からだがだるく、胃が痛かったり、肩 や腕が伸びなかった時があった。
あるとき鍼灸のチラシを見て、治療を受けに行った。
そしたら、偶然にも息子と同じ高校・大学を卒業した先輩だったので、なんとな く話が合って治療を続けていた。振り返れば、5年間、毎週通った事になる。

パソコンを使い始めて、リウマチのHPを見ると、鍼灸に対してかなり批判的な コメントが多く、なんだか治療院に行っている事は書きにくかったので、今まで 一度もふれた事はなかった。
去年の夏、今まで通っていた先生が引越しをされて、違う鍼灸院を紹介された 。鍼灸治療といってもやり方にそれぞれ派閥があるらしく、全く違う。
今の治療院も、この近くでは評判らしいが、なんだかなじめず、どうしようか、 かなり迷った。
でも、行くと体が楽になるので、また週に一度通っている。

今日もその治療院に行ってきたばかりである。
治療を受けた後、数日からだの調子はいい。
肩の痛みも和らぎ、背中まで手が回るのはうれしい。
きょう、薬指が、時々突っ張って曲げると、ポキンと音がすることを話した。
すると、少し手を使う事を減らさないと、指が曲がらなくなるかもしれないよ・・・ と言われた。
エレクトーンの話はしていないので、仕事で忙しいと思われているのだが・・・

ショック・・・。4月まで、指は持つだろうか?
練習しないと弾けないし、いまさら発表会に出ないという事も出来ないし・・・
これからは、無理をしないようにして、少しづつ練習しよう!
鍼灸治療に関して、私は否定はしない。
東洋医学を比較的信じるほうだと思う。
ただ、どちらかと言えば、西洋医学のほうに重きをおいている。リウマチに関し ては、やはり進行を止めるために抗リウマチ薬が、炎症を抑えるために抗炎 症薬が重要な位置をしめている。
鍼灸治療は保険が利かないのが難点だ。保険で治療するには、薬が使えない ので、リウマチ患者には絶対出来ない事であり、治療にお金がかかる。

鍼灸に通い始めたとき、飲んでいる薬を否定されないか、信じる事の出来ない ような薬を勧められはしないか、心配だった。でも、私が薬剤師だったためか はよく分からないが、その心配は全くなかった。だからこそ、長続きしたのだと 思う。
通っている間に、私は鍼灸に対して、筋肉のこわばりを治し、体全身のバラン スのようなものを改善してくれているのではないかと思うようになった。
日記topへ
3月の日記へ



1 2 3 4 #